楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

みそパン 〜卵とバターたっぷりのリッチな風味

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前回の酒饅頭レシピを探していて、たまたま目にしたみそパンの作成動画。仕上がったパンの画に魅せられて、早速作ってみることに。

レシピはほぼ参考動画通りにしましたが、若干変更。

まず、作成量を3倍に。粉は今回は手持ちが強力粉でなく中力粉なのでグルテン粉を追加して補正しました。分量は100gあたり3g加えるので18gです。

卵黄は3倍量にすると6個分ですが、流石に卵白だけ6個分も余るのは多すぎる気がして、4個分と残りは卵白を足して6個分の量に調整しました。

インスタントドライイーストは強力な赤サフ(先日初めて買って何度か試してみたら効果は絶大でした)を使ったので少し減らしました。

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中力粉とグルテン粉を別ボウルに計量してよく混ぜました。

ミキシングボウルにバターを入れて弱火で溶かし、温めた牛乳、ココナツシュガー、卵黄+卵白、味噌を順に加えて砂糖や味噌の塊がなくなるまでよく混ぜました。

ロールパン生地を作る時にいつもしているズボラ法(バターを入れた容器の洗い物を減らす)ですが、バターが多いレシピなので混ぜ終わった液体はバターがギトギトに浮いており、砂糖もグラニュー糖でなくココナツシュガー、卵も多く、お味噌も入っており色も濃度も濃〜い混合物。そこに直接イーストを入れるのはためらわれ、半量の粉とイーストを混ぜ合わせてから加えて手動で先混ぜ、マシンにセットしてミックス開始。スピードはStir〜2、4と徐々に目盛りを上げ、約1分。なめらかな生地にしました。

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止めてボウルを外し、残りの粉を入れ、手動で先混ぜして粉っぽさを無くしておきます。この「先混ぜ」を怠るとマシンにセットしてミックスした時に粉が周囲に飛び散るので、後の掃除が大変になります。ミックスしながら粉を少しづつ加える方法でも結構粉が周囲に飛ぶので、私は2回に分けてミックスしています。前半は半量よりも少し多めにして粘りを出してスライム状の生地にしています。先ほどと同様にセットしてミックス。スピードはStir〜2で1分程。

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台に出して丸め、ショートニングを薄く塗ったミキシングボウルに戻し入れ、ラップして一次発酵。室温21℃、生地温度は22℃で、温めずに放置していたら3時間かかりました。時間はかかるけれどちゃんと発酵するのであまり保温しません。ゆっくり発酵する方が美味しくなる気がするし。

一次発酵が終わり膨らんだ生地を台に出し、50gづつに分割しました。

生地はねっちゃりした重い感じで少し手にくっつきましたが、少し手粉をつけると扱いやすくなりました。

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分割が終わった生地は台に擦りつけるようにして丸め、そのままラップをして一回り大きくなるまで放置50分。気温があまり上がらないせいか、こちらも時間がかかりました。

緩んだ生地をもう一度軽く丸め直してシートを敷いた天板へ。

間隔をあけて並べたら、ラップをして最終発酵。

右端の写真は手前の3個の生地のうち、左上が丸め直したもの。

ぷりぷりの触り心地でした。生地の膨らみ具合を見てオーブンの予熱を入れます。私は385F(195℃)にしています。(オーブンはそれぞれ違うので自己調節して下さい)

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 70分後、生地もだいぶ膨らんだので卵液を塗りました。余っている卵白にオリーブオイルを少し入れて混ぜ、(塗りやすくなるかなと思い入れてみた)膨らんだ生地に塗って、てっぺんをキッチンバサミでチョキン。

ついでにトッピング。炒りごま、シュレッドチーズ(メキシカンタイプ)の2種類にしました。

卵液、トッピングの作業はオーブンに入れる直前にしています。(3度行った)

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予熱が終わったオーブンに天板を入れ、15分タイマーセット。時間は焼き上がりの色を見て調節します。今日の天板は薄手のシングルタイプなので短め。

我が家のオーブンは下段にも、また同じ段でも詰めれば横に2つ並べて天板が入りますが、贅沢に1つづつ焼きました。上下では焼き加減がかなり変わるので途中で入れ替える必要があります。同じ段に2つ入れた時も熱の通りが塞がれるためか、少し焼きムラができるので、綺麗に仕上げたい時は1つづつ焼きます。

という訳で、生地が最初のものと最後のものでは「仕上げ発酵時間」にかなり差ができ、発酵具合によっての仕上がりの違いを見られます。今回は3回に分けたので最後のものは最初のものに比べて40分程遅れのオーブン入りとなりました。

それでも過発酵でダランと元気のない感じはしなかったのでよく出来たレシピだなあと感動しました。

しかし、私がこれを作りたいと思ったきっかけになった綺麗なクープ。あの切り込みは何処へ行ったのか・・丸めかたが悪かったのか、イーストが元気すぎて膨らみすぎたからか、焼き上がったらしっかり入れたはずの切り込みは広がってしまい消えていました。

焼き上がりはふわふわ。少し冷ましてからカット。やっぱりふわふわでした。

食感は昔よく食べていたパスコのスナックパンみたいな感じ。皮が薄く柔らかくてさっくり、口どけがいいです。甘みも強めで歯切れがいいので、食べた感じはパンというよりも何だかお菓子のような気もしました。

香りはタップリの卵黄とバター、ココナツシュガーにお味噌が混じり合った、それは素敵な香りがします。

 おまけ

いつも作っているレシピと比較してみました 見やすいように材料の記載順を変えています。

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こうしてみるとイーストは減らさなくて良かったのかも。しかし、いつものイーストがまだ残っているのでそちらを使った時のガッカリ感を少なくしようという意識が働き、減らしてしまいました。

みそパンの塩分はお味噌の塩分濃度によるので、推測です。

やはりバター、卵、砂糖は高配合でした。たまにはこういうリッチなパンもいいな。

それにしても、パン作りのレシピの材料順ってバラバラなのですね。いつもは気にしていなかったけれど、ちゃんと書こうと思い何かルールがあるのかと調べてみましたが見つからず。もしご存知の方がいらっしゃれば教えていただけると嬉しいです。

 

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Michaels で購入した木箱。カッターナイフで改造を試みているところ。

まずは、外側の飾り板を外し、手前の板を取り、フタも取る。少しづつじっくりと。

その後、必要箇所に部品を取り付けます。

最後の写真は箱の改造が終わって仕上げ材を塗ったところ。手前の板下部に少し見える蝶番がポイント。

さて、これをどう使うのかと言うと・・・

 

 

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ミニキッチンにするのでした。

手前の板を開け閉めできるようにしたかったので、ついていた飾り板を取らなくてはならず、結構な手間でした。でも取り外したパーツを眺めていたら、ん、これで棚ができるかも?

さっそく有効利用。ここに何を飾るか考えるとウキウキ、ワクワクが止まらず。

ネットで見つけたキッチンの画像などをプリントして貼ったら、キッチンらしくなっていい感じ。いっぱいモノを詰め込むのでなるべくシンプルなものにしました。

これから小物を足していきます。