ドラゴンの出てくる物語は色々ありますが、ゲド戦記にもドラゴンがいっぱい出てくるらしい。腕にミニドラゴンを巻きつけたキャラクターがいるそうで、ちょっとググってみました。
「ハレッキはミニチュアドラゴンのように見える小さな爬虫類、イーストリーチに生息。エスタリオールの妹ケストがペットとして飼っている」「カシの木に生息し、ハチ、ミミズ、卵を食べ、手よりも大きく成長しない、Iffishで一般的な小さなドラゴントカゲ」だそう。
翼があるようなので翼部分はトビトカゲを、体の色は緑のヘビ : スジメアオナメラを参考に、生態から想像を膨らませたイメージで作ってみました。
最初、翼はちょっと無理かなと諦めていたのですが、それだとどうしてもトカゲにしか見えないだろうし。いや、この説明によると実際はトカゲなのかな??本を読んでないのでよくわかりませんが。
悩んだ末に皮膜は省いて簡素化した骨格だけの翼にして前足とくっつけることに。
翼部分は極小と細一分竹のとても細かい作業でしたが、なんとか形になりました。
小昆虫を食べるようなのでアクセントにフタモンテントウをつけてみました。(彼のオヤツ?)テントウムシはスカルピー粘土で穴の補強に細竹と丸小ビーズを埋め込んであります。仕上げにUVレジンを塗って硬化させ、完成。
・作製メモ
手首に巻けるように、胴体34→40段、下半身50→66段と少しづつ長めに。ワイヤーは両端を丸めて16cm、フェルトは2x18cm細身に下縫い。
*テントウ虫ビーズ
頭の白丸は実は目ではないんですよね。
・翼メモ
適当に作ったのでずれている場所がありますが、だいたいこんな感じ
一応手につけられるように、引っかけたり、壊れたりしにくいようなデザインで考えました。細かすぎてかなり大変でした。手?前足?にくっつけた形で扇子の骨のようなものを形良く広げた状態で固定します。9個のクサリ編み?ベースはなんとなく長めにしたかった手の腕部分(丸小8個分で三角柱)長さに合わせました。手足とも華奢にするため三角柱にしました。2段目の骨部分に繋がる色違いの極小部分はかなり適当。広げるための黄緑3個のつなぎ部分は竹ビーズの間の2個のうち外側のビーズを通して糸を渡します。クモの苦手な人にはツライデザインかも。
補強と形の維持のため、骨部分は5本作り終わったら再度もう一巡しました。セットのビーズのオマケに付いていた糸は縒って断面が丸いタイプ。これまでのものより少し太めだったみたいで、通す回数を少なくしないと穴に入らなくなってしまって難儀でした。
・翼取付部 形良くくっつくように適当に
糸が白くてはみ出た部分が目立つので、緑の油性ペンでチョチョイと塗って誤魔化す。尾は糸をあらかじめビニールシートの上で緑の油性ペンで色づけしてから作製。
・ネット購入した丸小ビーズ12/0 のセットはオマケで針と糸もついていました。
#秘蔵本#
・ドラゴン学の図鑑
想像上の生き物なのにホンモノの図鑑っぽくした凝った作り、ポケットや折りたたみページ、埋め込み部品などもあってワクワクします
・自然観察ガイド本〜テントウ虫のデザインで使用
普段の暮らしもちょっと視点を変えると新たな世界が広がります
ふんふんふんぎ様、アイデアありがとうございました!