楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

ハロウィン2022 魔女の部屋

カボチャは無しでハロウィーンだけでなくずっと飾れる物にしてみました。

魔女の部屋にありそうなものを片っ端から思いつくままに作ったので雰囲気が合わないものもありますがご容赦ください。

木工細工、オーブン粘土、ペイント、UVレジン、樹脂粘土、ワイヤークラフト、裁縫などのクラフトが混じっています。

本棚の一部にダイソーで見つけたカトラリーケースを入れて飾りました。

中途半端なサイズの木の端材で小引き出しがいっぱいの薬箪笥を作りました。

引き出しは何が入っているかのワクワク感と開け閉めした時に木が擦れる「ストッ」という感触が好きでついつい作ってしまいます。

天然石のさざれが一つ入るサイズにした引き出しはとても小さく、本体の仕切り底部分と引き出しの側面は薄板を使いました。ツマミ部分はアルミワイヤーで。あらかじめピンバイスで穴を開けておき、塗り(前面に下地、色、仕上げ剤)が終わったらグルーをつけて差し込みます。巻貝風の物体はラメ入りオーブン粘土です。

引き出しの上に水晶のような飾り物と卵のような球体のオブジェを置いているのですが、扉写真では蜘蛛の巣で隠れています。透明タイプの粘土で柄を透けて見せ、蓄光粘土の光る模様つき。

蜘蛛の巣も蓄光粘土で光るタイプ。三日月と星の飾りをつけ、丈夫にするためUVレジンで覆って板状にしました。本棚の上段の本の下に糸で結んだ木片を挟み込んでいます。

燭台とロウソク。燭台は木でパーツを作りグルーでくっつけます。中心の柱は角柱をヤスリで削りました。ロウソクを刺す部分は虫ピンを下側から刺しました。真ん中だけ上から刺して下の柱まで少し突き刺し、頭部分だけカット。先にペイントを仕上げます。

ロウソクは紙製のキャンディー用の棒を好みの長さにカットします。刺繍糸3色を適当に取り(黄2、朱3、赤4本)10cmほど切り、端から1cmぐらいの所に細いワイヤーを巻きつけて二つ折りにしてねじり、炎の形にグルーで整えました。

写真は先にロウソクをつけていますが塗る時ロウソクを汚さない様にするには難しかったので、外してやり直しました。 刺繍糸は短く切ってからワイヤーで巻くと持ちにくくやりづらいので長いまま適当に作って形良くカットする方が楽かも。中にグルーを少し乗せて指でふわっと軽くつまんで形を整えました。好みでガッチリ固めてしまってもいいかも。

ペイントはウッドシーラーで下塗りし、更に薄めたグルーを塗ってはメタルフレークをピンセットで乗せて貼り付け、下地が見えなくなるまで繰り返し最後に仕上げ剤を塗りました。

燭台が完成したらロウソクを刺します。棒は紙を巻いて作ってあるので中心に小さな穴があるものが多かったですが、カット時に潰れた場合はピンバイスで細い穴を開けました。

黒い動物たちは古いオーブン粘土(スカルピーベイク&ベンドの曲がるタイプ)を使い切りたくてハロウィーンや魔女に関係しそうな動物を選んで作りました。見本なしで適当にしたのでやはりガマくんの足がなんかおかしい。

カラスは足に細いワイヤーを入れているのですが、付け替えようとしたら足先が割れてしまったのでグルーで補修。古い粘土で柔軟性がなくなっているのかも。

焼き上がり後に曲がるタイプの粘土は変な弾力性があって反発する感じ、シャープなものは作りにくかったです。

色味が欲しくて適当にワームボウルも作りました。

黒い粘土はまだまだあったので、特大魔女鍋も作りました。

プレモシリーズ(スカルピー)のセットに入っていた緑の具材入り粘土が少なかったのでできるだけ節約したらこんな風になりました。

かき混ぜ棒には目玉をつけました。先はスプーン形じゃなく手の形にしても面白かったかも。

中にミニLEDライトを入れられます。

椅子は家にあるものを参考にしました。パーツをカット、ヤスリがけしてグルーで接着。白木を生かした仕上げが好きなのですが、今回はホラーなイメージなのでダークにペイント。テーブルは年輪が見える丸い木の板に先述の古い曲がる粘土(茶色)で作った脚をつけたもの。それだけでは何だか寂しいので、下にスライド式の補助テーブルを作りました。上に物を乗せたら重みで留めている釘が緩み抜けてしまうので、少し厚めの包装プラ板と曲げたヒートンネジで押さえています。テントウムシの羽をイメージしてペイント。

薬草入れはオーガニックスーパーのバルクコーナーをイメージ。透明なフタで中が見えるように。フタは写真の通りダイソーで買ったミニハサミのパッケージのプラ板をカットして作りました。斜めにカットした仕切り板にはプラ板がスライドできるように細く溝を入れます。サインの看板もつけました。釘は飾りも兼ね、あらかじめピンバイスで穴を開けておき、先をカットしたミニ釘を刺し込みグルーで留めます。ダイソーで買った樹脂粘土で作った葉っぱを入れました。Miniture Rosy Yukari Miyazaki さんの動画でやってみたくなり挑戦したのですが、スカルピーなどのオーブン粘土と違い、樹脂粘土はすぐに乾いて固くなるし作業は細かい!慣れるのに時間がかかりました。数を作るのは地道な作業で根気がいります。

カゴは同じく宮崎さんの動画でとっても素敵で可愛いものを見て挑戦したのですが、使ったワイヤーの号数が少し違ったせいなのか上手くいかなかった。丁度たくさんあった水引に素材を変えワイヤーと組み合わせて作ったのが上に見えている赤いもの。随分大きいものになってしまいましたがやっと形になった! それに気を良くしていくつか作る内、「ハーブの束を入れるのに葉っぱがよく見えるカゴが欲しいな」と感じたので側面の高さを切り変え、中も仕切りがあるカゴを作ってみました。真っ赤な色ではちょっと強すぎるのでくすんだピンクとゴールドをザックリ混ぜてちょっと地味に。まめちゃん用に作ったキノコも入れました。2020/6/22のラベンダー&カレンデュラ石けん記事のラスト写真です

葉っぱもグルーのつけ方も下手なので壊れやすく取扱注意なデリケート作品です。

まじないをする時に使うグッズを置ける台を作ってみました。節があってカットに失敗した欠けた木片などを組み合わせ、斜めに立てるもので引き出しもつけて。倒れやすいので飾る時は両面テープで底を固定します。写真のパーツはこれに使わなかったものもあります。製材ミス?なのか混じっていた変な薄板をカットして組み合わせ、UVレジンで固めて一枚板にしました。これを台に乗せる計画でしたが大きくなりすぎたので古紙風にした画用紙を使いました。

短剣は宝石を散りばめたような感じで、と鐔 -つば- から下は木で作り、燭台と同じ様にメタルフレークで覆いました。刃の部分はオーブン粘土。シャープさを出すため、新品のオーブン粘土の角が刃の背の部分になるように薄く削ぎ、そのまま歪まないようにアルミ箔に乗せて焼きました。シルバー、ゴールドの粘土は捏ねると中の細かいラメが模様みたいに見えてグンニャリ感が出るので気をつけます。宝石っぽい飾りもカケラを焼いてグルーで接着。あれこれ載せたいものが多くなり、場所が足りなくなって引き出しから覗かせる事にして両面テープで仮固定。ブルーとパープルの棒は深い意味はなく剣の座りをよくするのと色味を足すのに入れました。飾りろうそくって事に。 ペンはオーブン粘土で持ち手部分は中にワイヤーを入れて折れにくくしています。インク壺は木を削ったパーツを3段重ねにしてグルーで接着。 引き出しに引っ掛けているビーズの蜘蛛は昔作ったもの。ようやく日の目を見ることになりました。

試験管立ては魔女にあまり関係ないですが作りたくて。綺麗な円形にくり抜くのはピンバイスと棒状の半円形ヤスリを使いました。

試験管はストローにビーズ、セロハン切れ端をちょっぴり入れてUVレジンを流し込みます。底からの漏れ防止でストローは古石けんに差し込みます。石けんは溶けてなくなるので瓶形のものを作る時、捏ねて形作り、レジンを塗りつけて硬化させるのを繰り返せば中空のものができるのでは、と思ったのですが仕上がりが白濁するので後から重ねてレジンをつけられない中空のものは磨りガラス風で凸凹なラフな仕上がりになりました。

ストローで作ったレジンの棒の底部分を丸くするために少しづつレジンをつけてはライトで硬化させる、を繰り返して試験管を仕上げました。

引き出しの上のと同じ球体のオブジェ。実はこのシリーズ、粘土節約で中空構造になっていて、このグリーンのだけが作る途中で割れてしまいました。柄が入っているので捏ね直しはできないし、と考えて「手」を出すことに。やってみたらなんだかいい感じになったので、調子に乗って爪と光る粘土の指輪?飾りもつけました。

時計は正方形になった木片を削っていたら綺麗な円形になったので作ることに。ちょっと不思議な雰囲気にしたくてチョウの飾りをつけました。細いワイヤーを挟み込んだグラデーションカラーのマスキングテープでアゲハチョウ、モンシロチョウ、アオスジアゲハのイメージで適当に切って作りました。アオスジアゲハは羽のバランスを失敗したっぽいです。本体裏面にテープで貼り付けただけの簡単なものです。

ミニLEDライトとワイヤー、くるみボタン金具、巨大ハトメでランタンを作りました。

アルミワイヤー、くるみボタン金具はダイソーで、巨大ハトメはMichael'sで購入。

アルミワイヤーを叩いて平らにし、くるみボタン金具に留めつけます。叩くのは穴を空けるため。ハトメの穴にミニライトが丁度入るサイズだったので考えたデザインです。

巨大ハトメにも十文字に当たる部分に穴を開け、曲げたワイヤーを留めます。Tピンで固定。ダイソーで買ったタピオカストローを適当な長さに切って嵌め込み、カラーのライトにしました。ちょっと座りが悪くスタイリッシュでもないのですが、今はこれが限界。

怪しげな占いの館、みたいな。それにしてはテーブルが物で溢れすぎですね。奥の変な植物風オブジェも曲がるタイプの粘土消費のためにひねり出した物体。もっといいものを思いつくまで眠らせておいたほうがよかったかも・・

杖は骸骨をつけて蓄光粘土で光る稲妻ぽく筋をつけてみました。粘土ではどうしてもシャープなギザギザにならないですね。あ、テクニックがないだけか。

 

ローブの型紙は「フード付きローブの作り方 羊屋 人形館」さんのブログを参考にしました。生地はずーっと昔に友達がハロウィン衣装を作った残り。薄くて端がほつれにくい生地で作りやすかったけれど、刺繍が下手で歪みまくり、誤魔化そうとしたらなぜか縫い目がとても細かくなってしまいました。帽子は2020年ハロウィーンで魔女のまめちゃんに作ったもの。2020/10/28 活性炭パウダーと赤パームオイルの具材で その2の「ゆ」の文字入り温泉石けんを作った記事のラスト写真です。Booサインをスカルピーのベイクボンドでくっつけたので粘土同士が溶けてくっついている状態。タッキーグルーなら簡単に剥がせるのですが跡が残りそうで今回のイメージには少し合わないけれど妥協しました。

コートラックは帽子と杖も置ける様に。台座が小さすぎて安定感がとても悪く、これも両面テープで要固定。帽子を置く部分はサイズをミスした補助テーブルのパーツ。

骸骨のお面はハロウィンおもちゃの骸骨プラスチック指輪に伸ばした蓄光粘土を被せて形取りして裏返したもの。薄いのでアルミ箔を丸めた上に乗せて焼き、型崩れを防ぎます。手前はタンポポの綿毛入りレジン球、プラビーズを入れたゴブレット(オーブン粘土)

下段の黒い壺類はついうっかり長く焼きすぎて真っ黒になったオーブン粘土作品たち。

ハシゴは曲がる粘土消費のために作ったので、ちょっとクニャクニャ。壊れにくいからいいけれど、ハシゴだからあまり曲がって欲しくないんだけどな。

夜に撮影すると影がつくので、よりおどろおどろしい感じが出ますね。
ライトを消すと・・・

上の方の壁中央はスマホのゴースト。下の特大魔女鍋中のミニLEDライトの反射です。

他のあちこちで蓄光粘土を使った部分が光っているのが見えるかな。