↑約2ヶ月後、すでに変色とベタベタが見えますね
グレープシードオイル100%の石けんにこれまで使ってきた様々な抗酸化物質素材を用いた浸出液を添加して、その効果を比べてみました。
使用したのは
セージ、カレンデュラ花弁、オリーブ葉、ローズマリー、よもぎ、緑茶の乾燥粉末6種。
個別の型でなく一度に見れるようにと欲張って、いつものタッパーを縦に6分割したディバイダーを作りました。使ったファイル板の色が滲んだのは予想外。
生地には気まぐれで散らし具材を混ぜ込みました。
いつものように生地を作り7種類に作り分けました。生地の作成は省略。それぞれの生地の作成は以下の通りです。
❶はじめに90g取り分け、精製水3gを加えてよく混ぜ型の底前面に広がるように入れました。6種の生地を作ってから順に型入れするつもりでしたが、もたもたしている間に生地が固まってきて流し込むのでなく、押し込む事に。それで途中で入れ間違えたり色々とダメダメに。
❷生地を90gづつ取り分け添加生地を作る
❸型入れ、加熱して鹸化(全体が透明なるまで)、冷まして型出し
❹カットして水洗い、乾燥、pHテスト、スタンプ
<<比較など>> 作成日 4/ 1/23
・下から3番目ローズマリーと一番下グリーンティー(緑茶)が良好
・無添加は中央寄りの辺で全体に黄変
・石けん上面は酸化しやすいので無添加は底にした
・グレープシードオイルだけなので非常に溶けやすく柔らかい
石けん上面のあちこちに酸化が見られるのは、型入れにかなりもたついて固まった生地を押し込んだりして触りすぎて生地にムラができたせいでは?と思います。
加熱して透明化している途中、未反応の余剰オイルが上部に上がってきやすいみたい。
予想したよりもはっきりした結果が出て興味深いです。
ちなみに使用したオイルは新しいものです。
サンプル石けんは左側はそのままで、次回の観察に向けて右側は水洗いしました。
グレープシードオイルはやっぱり酸化が早いですね