サンプルの残っているものだけ・・今年作成した石けんの一部。 撮影 12/17/19
今年は特にクッキー型や、手こねで作った金太郎飴状の具材を使っての細工物を多く作りました。文字入りのものはダイソーのデコ弁用ツールで見つけ、試したくなって・・
カリフォルニア州旗のデザインをアレンジした石けんは、アロマワックスバーで作って気に入ったので、石けんでもトライしてみました。やっぱり、石けんで作るのは難しかった。
キャンピングシリーズはアウトドアシリーズのミニクッキー型 を使いました。ちょっと色材を入れすぎて、思いがけないビビッドカラーの仕上がりになってしまいました。
あれやこれや、うまくいかなかった部分もたくさんあるけれど、試行錯誤の楽しい一年でした。
さて、写真でも見えるように、 いくつかは既に酸化が始まっています。
目立つ順に書くと
①左端 Texas star /テキサス州旗
6/21/19(下の旧作 1/21/19は問題なし)
②その右Oats Milk & Honey /オーツミルク&ハニー
6/5/19(下の同日作成は問題なし)
③ボード上の右端 Wild rose/野ばら3つの一番上
9/19/19
④その左下 Avocado Half/アボカドハーフ
9/18/19
・・・これらをさらに詳しく見ていきます。
①Texas star、②Oats Milk & Honey 撮影 12/17/19
真ん中写真 7/28/19 残り生地を入れたジプロックバッグは既に黄色い斑点あり
右写真 9/12/19 だいぶ酸化が進んだ状態
現在の12月撮影のものは更に酸化が進んでいます。
星部分は別生地で作成なので除外するとして、石けんの他の部分はあまり色の変化がないように見えるけれど、着色が濃くて目立たないだけなのか?
<オーツ・ミルク&ハニー石けん比較>
先の石けんと違ってこちらの2種は同じ日に同時に作成したもの。6/5/19
違いは、
大写真上(左)がココナツオイルで添加物を先に混ぜて生地にムラができた方
大写真下(右)はパーム核オイルで添加物を別々に生地に入れた方
と、使ったオイルの種類。
サンプルをよく見ると、酸化していない方はどちらも泡立ちテストに使用。
もしかしたら、それで表面の過剰オイルやら染み出してきたナニカがさっぱり綺麗になったから酸化していないのかも?
ココナツオイルが痛みやすかったからか、石けんムラのせいかはわかりません。
いずれにせよ、どちらも石けん上面から徐々に変色が始まり、だんだん広がっている感じです。
③Wild rose、④Avocado Half 9/19,18/19
部分的に黄色いスポットができているのが
右端列の野バラ(一番上)
右から二列目の真っ白なアボカドハーフ
(カッティングボード外の小さいグレープシードは前に書きましたね。)
石けん上面からでなく、切断面からのこのような部分的な黄色いスポット出現、の場合は生地ムラ、過剰オイルが原因では?と思います。
一番可能性があるのは香料のオイル。いつも生地にトレースが出てから入れて、その後(トレースが出すぎて固まると困るので)攪拌はあまりしないのが常です。
香料はもう少し早めに入れて、少し攪拌した方がいいのかな?
その時のお天気によるけれど、プラスチックバッグに入れている方が痛みは早いみたい。ここは普段湿度が低いので、乾燥剤を入れたりなどは特に何もせず、コスコでもらえるダンボールのトレイ(ベリー類が便利)に並べてよく乾燥させてから袋に入れるのですが、それでも乾燥が足りないと湿気がこもって痛みやすくなるようです。
<マイカ・グリッターなどの酸化テスト>