楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

花より団子石けん 〜Hanayori DANGO

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↑ スタンプの文字、n が h に。   よく見えておらず間違えていました。団子のピンクはFired up Fuchsiaで少し落ち着いた感じのピンク。散らしのピンクはもっと派手な可愛さのElectric Bubble gum。

 お花見団子の3色は上から、桜の蕾、満開の桜、新芽の緑を表現しており、時の流れを暗示しているとか。謂れはともかく、可愛くて美味しい!見ているだけでも十分ハッピーな気分になります。 

 このお団子、絵に描くのは簡単なんだけれど、石けんで作るとなるとシンプルなデザインなのに結構難しい。棒状具材の長さを上手くカットしないとベストな位置に止まってくれず、崩れかけた団子串になったり、串が折れてる!という形になったり。

「まっすぐ刺さった団子串」に仕上げるためには根気と慣れが必要かも。

白団子には背景と同化しない様、Titanium Dioxide を少し添加し、白くしています。

緑団子にはよもぎ粉と緑のマイカを少し入れています。

散らし具材のピンクと黄色は花吹雪、青は空をイメージしていますが、ちょっと計算違いで青が下の方まで入ってしまいました。 ちゃんと絵に描いてから作るのだったな。

まあでも色のバランス的にはこの方がいいのかも。

団子の棒状具材はBramble berry のシリコン円柱型を使用しています。

1つしか持っていないので、半分までで色を変えて型入れ、2回に分けて作っています。

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が、途中で色を変える時に高さがあるので生地が緩いと先に入れた生地と混ざる、固いと気泡が入りやすくなって型入れしにくいという難点が。おまけにデイジー型に比べて型を合わせる出っ張りが浅くて外れやすいので、気泡を抜こうと台にトントンしていたら横モレしてプチトラブルに。 なので使う時にはマスキングテープで数カ所巻くか、大きめのバインダークリップなどで止めるようにしました。

混ざった箇所はカットしてできるだけ色ごとに切り分けて再利用しました。

今回の作品を成功させるには、準備に時間をかけてじっくり作るのが良さそうです。

他作を作る時に、団子棒を一緒に作り(香料は多少混じっても差し支えないので)少しづつ具材を揃えるのがいいでしょう。以下の作成量は一気に作る場合。シリコン型が2〜3つない場合はジプロックバッグに入れて手こねで棒状にします。

<具材の作成> 

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 作り方

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まとめて具材を作るとこんな具合。シリコン型を固定するためにいつものタッパーに並べて入れた後、ビンを隙間に嵌め込むように入れました。 が、型入れ時にシリコン型を出し入れすると摩擦でシリコン型の合わせ目がずれて・・で、マスキングテープが必要、となりました。

色の切り替え部分は写真の通りに混ざってしまったのと、漏れたので量が少なくなり、ピンクは必要な長さが取れず、白と同時に再度2色同時作成となりました。

型に流し込んで作った具材はしっかりしていて強度があるので使いやすいですが、型を複数個持っていないと何度も作らなければならないのが、ちと面倒。

手こねで作る具材はつなぎ目がずれたり崩れたりしやすいので生地を固めにして乗せるように使うといいのかな?と思います。

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↑5枚目の写真は後先ですが、できた青色具材をカットした所 青は長いまま、黄色は細切れにカット

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★団子棒はスチームでは型が入る容器がないので、必然的にオーブンか室温放置法?になりますね。

<本体作成>

f:id:FunSoapLabo:20200319035312p:plain 具材で作ったのと同様に生地を作ります 生地の仕上げに香料を添加し軽くブレンダーします

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 春作品は次々作ったのでpHチェックはまとめて行いました。どれも9〜11ぐらいで問題なし。

 

加熱時の生地温度変化データ

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    今年は、個人でしっとりお花見を楽しむのがいいかも・・