楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

桜石けん 〜SAKURA

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毎年恒例の桜石けん作り。クッキー型で作る桜棒具材は、突っ張り棒のように好きな位置で固定して使うのですが、こねて型抜きして繋げても完全にくっついていないのが難点。生地を型入れした時に気泡を抜こうと台にトントンした拍子に継ぎ目がずれて棒が途中で折れてしまい、「くの字」になったりという悲しい結果になる事がありました。

なんとかならないものかと思案していたところ、Bramble berry の棒状シリコン型のデイジー型が手持ちの桜型とぴったりなのではないか?と気づき、組み合わせて使ってみるとなかなかいい感じの仕上がり。

これでぐんと準備が楽になり、桜石けんが気軽に作れるようになりました。

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シリコン型はいっぱいまで入れるといつものダイソータッパーの長さの2本分と少し余分ができるので、余りをスライスしたり、こね直して型抜きしてトッピングにします。

散らし具材にカラフルな色具材を細かく切って加えたり、ピンク色材を生地に少しだけ落としてマーブルにして型入れしても可愛いです。

<具材準備>

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作り方 写真は今回の分量ではありません

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桜棒の作成 色材をボウルに分けて入れ、オリーブオイルを垂らしてそれぞれ先混ぜしておく
生地130gを入れて底から色材をボウルから剥がすようにざっと混ぜる
私はわざと色ムラを作るのが好きです

デイジーのシリコン型(Bramble berry)に入れて数日放置(または70℃のオーブンで2時間)

4枚目は下記の本作成レシピで作ったもの パーム核オイルたっぷりは固まりやすくて大変

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デイジーから桜にトリミングする

デイジーのサイズにぴったりな桜抜き型を用意する

シリコン型を外し、型からはみ出た部分を綺麗にしておく

桜棒の端が型から出るように戻し入れ、端から抜き型を入れてトリムしていく ゆっくり!

抜き型がまっすぐ進むように少しづつ、歪んでいないか周囲をよく確認しながら

型の長さにカットする(2本)、余りは3ミリ程にスライスする 

切る時は抜き型の端に刃を当てて型に沿わせて切るとやり易い 型がずれないよう注意

やりやすい方法を見つけてくださいね

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トッピングの作成

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花弁型 桜棒の余りやピンク石けんをこねて型で抜きスライス

立てた状態でトリムしてみました この場合はシリコン型に戻し入れ、逆サイドを開いて桜棒を押し出しながら削る感じ

<本作成>

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生地の作成、型入れ  具材作成時と同様に生地を作る 

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(型には桜棒を突っ張り棒のように好みの場所にセットしておく) 

生地の仕上げに香料を入れ、軽くブレンダーして生地を完成させる

写真のように今回は色材を少量直接振り入れてみましたが、これは余り良くなかったので入れるならオリーブオイルで先混ぜした色材をボウルのヘリに入れて一部だけ色付け、カラーミックスも加えて軽く混ぜピンクのマーブルにする

全体に好きなように型入れする

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 トッピング、加熱作成、型出し、仕上げ

好きなようにトッピングを飾る 色が寂しくて中央にグリーンの葉っぱを乗せました

スチーム作成 鍋に水と中敷を入れ型を乗せて温度計をセットしたドームフタをする

 最初強火にして65℃ぐらいで弱火にし、70℃保温。80分ぐらいで火を止め余熱で全体を透明化させ、冷ます。

粗熱が取れたら冷凍庫に数時間入れ、型出し 上部のヘリにピーラーをかける

7切れにカットし、ヘリにピーラーをかけ、一切れづつ水洗いして乾かす

翌日pHチェック、スタンプする

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春作品まとめてチェック どれもpH9〜11ぐらいで問題なし

加熱時の生地温度変化データ 

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温め温度よりも10℃程高くなった生地温度。 

パーム核オイルはココナツオイルに比べて発熱し易く、生地も固まりやすく感じました

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 そろそろ開花が始まりましたね。 次回は夜桜です。