先日のアルカリ高めになった野ばらの石けん、トッピング具材の用意ができたので
早速原因を探るためにもう一度挑戦してみました。
具材準備
前回の「アボカド50%石けん」の生地で同時に作ったピンクブロックをピーラーで削り、バラの蕾に見えるようなしずく型に丸めます。
ケーキのクリームデコレーションで使う口金でリアルなバラの花にする方法もあるようですが、面倒くさがりなのと、使用中でも長く楽しめるデザインの蕾にしています。
葉っぱは前回同様のものと「秋の収穫石けん」で絞り出しで作ったもの(室温放置)と2種類用意しました。
前回同様、具材は中に混ぜ込むのではなく、上に乗せるだけなので重量を測っていませんでした。後でこれが重要なデータとなるとは知る由もなく。。
↓ピンクブロック作成時の様子
いつもの材料&道具一覧写真 ↓ 前回と変わったところは・・・
改良点
前回は型入れ中に生地が固まってしまってボテボテで大変だったので、色分け生地の作成をスムーズにしようと、色ごとに容器とヘラを用意しました。当たり前のことなのですが、洗い物が増えるからと面倒がって省略してしまった私でした
生地を作る前に容器に色材を入れ、オリーブオイルを10滴ぐらい入れてふやかし、ヘラであらかじめすり混ぜておきました。
材料は前回と全く同じなので省略します。
生地の作成、型入れ
攪拌をしっかり目にして、香料は後入れ。色ごとに一つづつ香料を入れてはよく混ぜて
それぞれの色生地を完成させました。
型入れも前回と同様に。なめらかな生地で流し入れることができました。生地の見た目もツヤがあっていい感じです。
どんどん型入れを進めていき、最後の方になって容器やヘラについた生地を落としている間に生地が固まり始めました。これはマズイと先にハンガースゥイルをすることに。
スゥイルしながらちょっと固まっているな、と思いつつツールに残った生地、その他残り生地をかき集めて乗せ、竹串で前回より少し少なめにかき混ぜました。
スチーム加熱
トッピングを終え、スチーム作成の準備をしている時にトッピングがフタに当たるものがあり、アレ?この間はこんなことは無かったような・・とちょっと困惑。
蕾が大きすぎたのかな?と思っていました。
74℃加熱、角部分が40分後80℃、中央部は80分後82℃でピーク。
前回と違って、角、中央部共、ピーク後も生地温度は下がらずそのままでした。
その後の工程:保温、冷まし、型出し、カット、pHテスト、ピーラー、洗浄、乾燥、スタンプ
前回アルカリ高めだったので、しっかり保温することにし、25分保温、火を止め、その35分後鍋から出して冷ましました。生地温度が40℃以下まで冷めたら冷凍庫に入れて型出し、カット。
pHテストをすると、前回とは違って上面、カット面共に緑のpH9〜10でした。
今回は上手くできた!とホッとすると同時に、カットした石けんのサイズが大きいことに気づきました。
これはまさか、前回はオイル不足では??
いくら考えても心当たりがないので、どのくらい足りないかを調べてオイルを足し、
1作目をリメイクすることにしました。 次回に続きます