キッチンエイドミキサー でロールパン ビーターvsフック
キッチンエイドミキサーでのパン作り、2回目はメーカー指定のドゥフック(フック)と自己流の平面ビーター(ビーター)使用で作り、所要時間、生地の具合、出来上がりなどを比べてみました。
私は購入してすぐに添付のマニュアル通りにフックで作ってみて、美味しいものができなかったので早々に諦め、前回お話しした講師の先生がしていた平面ビーターを使う方法に切り替えたのですが(20年前) 、色々サーチしてみると最近はソフトで柔らかい「日本のパン」に仕上げるレシピや使い方が開発されている様なので、フックで本当にできるのか試してみました。
(なんて失礼な言い方・・でも当時のマニュアル本では読解力の無さ故か、レシピが悪いのか、バサバサのパンしかできなかったので)
結果は、いつもの生地よりも弾力性のあるしっかりした元気な生地ができました!
こまめに写真を撮り、後で時刻を書き出して検証しましたが、ビーターで実際に回す時間はフックに比べると驚くほど少なかったのには驚きました。もう少し長く回しているつもりだったけど案外短かったんだと自分の時間の感覚はアテにならないと思いました。
ビーターで作る方が負荷が大きいかと心配していましたが、実際にフックで作ってみると生地がまとまってくるとマシン全体が揺れ出し、結構な「頑張り具合」を見せてくれたので、そうでもない様子でした。
マシンの使用時間が短いので、パン作りでモーターが熱くなった経験は今まで無く、ネットで見つけた記述で時々連続使用ができない、とか書いてあって、??でした。
フックで作ってみると上部のモーター部分が暖かくなっており、なるほどと納得。
ちなみに今回の分量はいつもの半量なので、粉800gだとどうなるのかは不明です。
材料の計量から焼き上げ終了までの作成時間は4時間半、5時間でフックの方が少し長くかかりました。
途中の工程ではフックの方が早いかなと思っていたので、意外です。
生地の状態が違うため、二次発酵の見極めが難しく、ビーターのは少し短かったのかもしれません。
分量は双方きっかり同じにしたのですが、何故か分割した生地はビーターのは10g多くなりました。ビーターの生地はベタベタで手にくっついて扱いにくく、それでも手粉を使わずに仕上げたので捏ね上げ後の丸めや分割、丸め、成形とずっと苦労しましたが、出来上がりはふっくら。分割してからは二次発酵以外ラップなしで置いていたのですが。
フックの方は捏ね上げ後の丸めから綺麗に仕上げられ、普通に扱える生地でした。(なのでこちらはラップした方が良かったかも、だけど経験上必要と思わなかった)
フックでの捏ね上げで生地が振り回されている様子を見ていたので、あの間に水分が蒸発したのかも?なんて思ったり。
そうそう、よく本に書いてある「捏ね上げ温度」。私に取っては、??のモノでした。
だって、いつもは捏ね上がっても生地温度は上がらないから。
今回、測って見て、フックだと温度が上がっている!ほーこういう事なのか、と目からウロコでした。
出来上がりは大差なく、カットした断面も見分けがつきませんでした。
ただ、生地の扱いが同じ様にできなかったので仕上がりの形が変わったこと、焼き時間の調節で焼き色が変わっているので何となくわかります。
お味の方は、よーく比べてみるとビーターの方が水分含量が多いせいかふっくらで口どけもいい様でしたが、これは焼き加減も関係していそうなので実際は同じかも。
レシピと作り方
*当地の電圧は120Vなので、日本で作る時はマシンのパワーが異なるかもしれません*
<ビーターでの作成方法(記録)>
1、計量
・さとう、塩(ドライミルク)は合わせてよく混ぜておく
(先にダマなどを潰しておくと溶けやすいので)
・卵は別容器に割りほぐす
・バターは別容器に量り、柔らかくしておく
・牛乳は別容器に量り、人肌ぐらいに温めておく
・粉は別ボウルに量る
2、ミキシングボウルに温めた牛乳、さとう、塩を入れ、ビーターを手で持ち混ぜて溶かす
3、卵液を量り足して軽く混ぜる
4、イーストを計量スプーンで加えて軽く混ぜ、ふやかす
5、粉の半量強(だいたいでよい)を入れ、ビーターで粉っぽさが無くなるぐらいまで手混ぜ(マシンでミックスした時に粉が飛び散るのを防ぐため)
6、マシンにセットして
Stir 10秒、Speed 2で25秒、Speed 4で1分ほど
全体が滑らかでスライム状になるまでミックス
(パン生地とはいえ、ゆるゆるなのでSpeed 4でも問題ないかと)
7、止めてビーターとボウルを外し、残りの粉を入れる
5と同様にビーターを持って手混ぜ
8、マシンにセットして
Stir 20秒、そのままバターを加えていく(容器やヘラを落とさない様に注意)1分かかった
9、Speed 2で30秒、壁に飛び散った生地が気になり一旦止めてヘラで生地を落とす
10、Speed 2で30秒、生地の完成 加えた液体40℃、捏ね上げ温度26℃
マシンで捏ねた時間・・・合計3分!?
11、ビータについた生地をヘラで落とし、ボウルの生地をドレッジ*で取り、台に出す
12、生地の状態 少しムラがあるけれど薄い膜状にはなっているのでヨシとしました
13、丸めてショートニングを薄く塗ったボウルに入れ、ラップして一次発酵
今日は同じ条件で、と緊張して手粉なしで作ろうと頑張りました。
<感想など>
いつまでもベタベタで手にくっつく生地で大変でした。結局ドレッジで周囲からたくしこんで何とか形に仕上げ、ドレッジに乗せてボウルに放り込んだ感じ。*ドレッジ、スケッパー、スクレイパーと色々な呼び名があるようです。ずっとスケッパーと呼んでいましたが、買いに行ったらドレッジ、と書いてあって変えた次第。サイズが微妙に違うだけで使い心地が全然違うので、ボウルサイズに合ったものを使うのがポイント。生地の分割には大きいものが便利なんだけど、キッチンエイドのミキシングボウルは底のカーブが急なので小ぶりの12cmのものがぴったり。
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<フックでの作成方法(記録と少々改良)>
1、計量
・別容器にさとう、塩(ドライミルク)を合わせてよく混ぜておく
・卵は別容器に割りほぐす
・バターは別容器に量り、柔らかくしておく
・牛乳は別容器に量り、人肌ぐらいに温め、溶いた卵を量り入れて軽く混ぜておく
2、ミキシングボウルに粉を量り入れ、さとう類を加え、イーストも計量スプーンで量り入れ、フックを手で持ち手混ぜして材料のムラをなくす
(1枚目写真 フックで混ぜさせたら全然混ざってない様子だったので↑上記に改良)
3、セットしてStirで回しながら、卵水を少しづつ入れる 1分かかった
4、Speed 2で9分捏ねる(15分の予定でしたが見た感じで判断)
混ぜ始めると遠心力で伸びた生地がボウルの壁に叩きつけられ、時々タパタパ音がする
底は手の平サイズでくっついていたが、時間の経過と共に徐々に面積が狭くなる
マシン全体が少し揺れている
6分をすぎると中央の一部のみがくっついていてあとの生地は浮いている状態になる
時々底全体が見える様になったので9分で止めた
5、バターを入れる
この方法だとバターは溶かさないほうがいいとわかった
混ぜる時に少々飛び散りました。
6、写真1、2枚目 セットしてStirで混ぜ始める バターの飛沫が飛ぶ・・・3分我慢する
7、少し落ち着いたところで一旦止め、ヘラでフック上部や壁の生地を落とす
8、Speed 2で2分捏ねて生地の完成 加えた液体36℃、捏ね上げ温度28℃
マシンで捏ねた時間・・・15分
9、フックについた生地、ボウルの生地をヘラやドレッジで取り、台に出す
10、生地の状態 先ほどのよりも薄く伸びやすい感じ
11、丸めてショートニングを塗ったボウルに戻し入れ、ラップして一次発酵
手にくっつかないので綺麗に丸められました。
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<おまけ> 他の人レシピでバターを入れる前に生地を落としておくという記載が多かったので、止めたついでにバターを全部入れました。今考えると、それがよくなかったみたい。
多分、生地を落として、Stirで回しながら、少しづつ加えていくと上手くいったんじゃないかなと思いました。
一次発酵の様子。ほとんど加温はしないのですが、室温23℃弱なので少し暖かいコーヒーメーカーの上に置きました。
ビーター:60分=40分+20分(40分でフック生地が来たので場所を譲る)
フック :75分 (ビーター生地の発酵時間を見誤って15分長くなった)
両方の生地が発酵中の間に天板の準備(これ、重ねられて便利なんだけれど、もう売られてないのが残念です)
一次発酵後の写真を並べて比較。
左がビーター 右がフックの生地でフィンガーテストで大きな気泡が盛り上がりました。
生地のカットもドレッジにくっついてやり難いビーターの生地。40gづつに分割して丸める時も手にベタベタとくっつき易いので少し時間を置いて乾燥させたり、ボウルに残ったショートニングをちょっと手につけて滑らせたり、地味に苦労。最後に何故か10gのあまり生地が残りました。微量モードじゃなかったから誤差か、とも思うけれどあんまりにもベタベタだったのでフックの生地の方は乾燥したんじゃ?と思ってしまいます。
フィンガーテストから丸め終わりまで
ビーター:15分
フック :12分
5枚目、フックの生地を丸め終わったら(左側)、右側のビーター生地は既にReadyな状態。
ベンチタイム
ビーター:50分
フック :37分
ビーターの時間が長いのはランチとかフックの分割、丸め作業が入ったためもあるけれど、生地があまり緩んでいなかったので、待たせてしまいました。
成形方法 最初は本通りにやっていたけれど、だんだん我流に変わったかも。
多分、もっと綺麗にできるいい方法があるはず・・なので写真のみで。
一度に伸ばそうとせず、ローテーションで生地を少しづつ伸ばしていくと扱い易いです。
同じようにしたつもりでも生地の伸び方、くっつき具合が違ったので、自然に柔らかくて伸び易いビーター生地は長く伸ばされ、巻き数が多いこんもり型に。
フック生地は弾力があり短めで巻き数が少なく幅広型になりました。
くっつき防止のギザギザ麺棒は最近買ったもので、生地に凸凹が残るのが作っているときに気になりましたが、焼き上がりには膨らんですっかり消えていました。
成形時間
ビーター:30分
フック :24分
卵液の分量は残した分でピッタリ。(始めに水を小さじ1程足しています)刷毛は塗りやすさでは毛のものがいいのですが、よく抜け毛が生地に残ったりするのが嫌で綺麗に洗えるシリコン製を使っています。(でも実は塗りにくい)
ラストの3個は卵液を2度づけしたせいか、気泡ができていました。水分が多くなりすぎて生地が緩んだのかな?綺麗に作るにはやってはいけない事だったみたい・・
二次発酵
ビーター:30分 この間にオーブンの予熱を入れます 385F(195℃ぐらい)
フック :48分
左3枚がビーター、右2枚の写真がフック。
最初のビーターの生地は2つの天板の差があまりなく、二次発酵が終わっていると思ったので、天板2枚を一度に入れて焼きました。15分では少し足りず、5分追加。それでも少し色の薄い焼き上がり。次に同様に20分ビーターの残り3個を焼いたら、焦げ気味に。(入れた量で空気の通りが変わったらしい)
フックの生地は天板ごとに発酵具合が違う様に見えたので一枚ごとに18分づつ焼き上げました。
左側がフック、右側がビーター。
3枚目は最初、比較のためにカットしたのは色白のサンプルでしたが、
焼き加減で変わるのかも、と焦げ気味になったラスト3個の一つに変えました。
断面図は上がフック、下がビーターのものです。
<本日の感想>
フックで作った生地はしっかりとハリとコシのある滑らかで弾力のある生地に仕上がりました。フックで回される生地を見ていて手捏ねに近い捏ねられ方だなと思いました。
ビーターでの捏ね上げは、少しチートっぽいですね。。。
マシンの使用時間は短いけれど、ビーターにくっついた生地を落とすのや、ベタつく生地の扱いで少々時間がかかったりします。場合によっては少し粉を足した方が扱い易いです。
所要時間は比較のための記録で、推奨時間ではありません。(生地の具合を見て調節)
昔使っていたレシピ&作り方ボードを出してみました。左の作り方ボードは木の下処理をあまりやっていないのがバレバレですね・・
ちなみにレシピはミキシングボウルに入れていく順番(ミルクは2番目に繰り上げ!)
ズボラな私はボウルがステンレスだから、とそのままガスコンロに乗せて極弱火でバターを溶かしてから、次々材料を投入していきます。
今回の「バター後入れ」は、私にとって、「すごく丁寧な、特別な作り方」だったりします。
*使っているイーストが強力なタイプの様で、バターを初めから入れても仕上がりにほとんど差がなかったので、この方法にしています。自家製酵母パンを作るときは何となく後入れにしています。使うイーストのタイプによっては後入れがいいかも知れません。
泡立ち&使い心地 Blue Bird 石けん+ レシピと泡立ち
春シリーズの石けんは泡立ちテストが終わっていますが、最後の青い鳥石けんを追加するついでに、比較するためにもう一度通しで行うことにしました。
青い鳥石けんは夜桜石けんと同じレシピで、上面の青が濃いものは色生地ごとにオイル添加しています。
これは去年のお月見石けん、春の夜桜石けんの「泡立ちの悪さ」を再現するべく、同じ条件にしてみたもの。
色材を入れる際使ったオイルが泡立ちの邪魔になっているのではないか?と考えたのです。
他にも同じ石けんを何度も繰り返して泡だてているうちに、すごく泡立つ時とそうでない時があり、一体なぜ?と不思議でした。
乾燥している使い始めのものは溶けにくく、泡立ちにくいですが、何度も繰り返しているものは表面もすっかり溶けているし、もっと泡立っても良さそうなのに。
いい感じに泡立ってきたかと思うと途中から濃いクリーム状になって終盤が乾燥気味で泡が少なくなったり。急にサラサラ泡になってどんどん消えて行ったり。
気になってネットで色々調べてみると石けんの溶けた量と水の量のバランス、溶けやすい脂肪酸と溶けにくい脂肪酸がある、など当初予想していたよりもデリケートで複雑な問題があるようでした。
水の温度も最近は気温が上がってぬるくなっているので冬の冷たい水とは結果が変わるかも?と思ったり。
まあ、そういう諸々を考えながらそれぞれを数回づつ、何度も繰り返してひたすら泡だて続け、一番泡立った状態を採用しています。
1日目
さて、青い鳥石けんの初テストです。右の2つがオイル添加で、それぞれ1回目、2回目の泡の様子です。
私の青い鳥石けんの泡立ち予想は、右側ののオイル添加が泡立ちにくい 、でした。
実際は逆になってる。あれれ??
・・まあ、最初の方は水の含み具合や表面に残ったオイルやらで正確ではないかも。
まだ軽くウォームアップだしね、と内心で思いつつ。
ここからはいつもの条件
石けんと両手を蛇口の下でよく濡らし、長辺を手のひらに当てて20回転、
短辺を当てて10回転。両手で挟んでくるくるさせて泡だてます。
両手についた泡を素早くできるだけ集めて石けんに乗せて撮影。
次の石けんに移る前に両手はしっかり流水で洗います。(タオルで拭くのは省略)
で、何度か繰り返して一番泡立った写真を採用しました。
まず、青い鳥石けんと全く同じレシピの夜桜、同じようにオイルを添加したお月見も一緒に比べてみます。(具材レシピは異なります。お月見レシピも別)
青い鳥はどちらもあまり差がないようです。夜桜も結構豊富な泡立ち。お月見は少し泡の量が少ないような。誤差も多少ありますがこの4つは「頑張れば運がいいと泡立つ、泡は消えやすく盛り上がるより垂れて横に広がりやすい、さらっとタイプの泡」でした。
野ウサギは上の4つと似ていて少し水っぽくて広がりやすい泡です。
中央のウサギ部分がオリーブ配合違いの実験でできたサンプル石けんの再利用(数種を混ぜました)なので少し泡立ち性能は落ちるかもしれませんね。
団子はもう少し固めのしっかりした泡になります。
桜もさらにしっかりしたもっちりタイプの泡です。
ベアーは泡が薄赤くなり、よく見たら石けんの白い部分も全体にうっすら赤くなっていました。Coral micaかRed micaが色にじみしたみたいです。(Coral mica は春に廃盤になったらしい・・)
泡はしっかりもっちりの盛り上がるタイプ。
レモン(ラベンダー&カレンデュラと同じレシピ)は安定の泡立ち。最初ぶくぶくと大きな泡でだんだんきめ細かいクリーム状になるけれど泡持ちがよくもっちりした盛り上がるタイプ。
カットに失敗して少し大きめになったものを使っているので他よりも若干泡量が多くなっていると思います。
↓泡量が少ない(消えやすい)方から順に行ったので、差がより一層はっきりしています。
2日目
翌日、今度は今までやった事がなかったお湯で同様に試してみました。
やり始めは石けん表面が溶けすぎたのか、どれも水っぽく泡立ちが悪くなってしまったのには驚きました。
お湯を使うと、もっとブクブクと泡立つものとばかり思っていたので意外な結果に、
???となりましたが、何度も試すうちに水の量は多すぎても少なすぎてもダメなのだ、とだんだんわかってきました。
すぐ消えてしまう泡を素早く撮影するために、初めてスマホ台(手製)を使いました。
手についた泡を集めている間にもどんどん消えて泡の状態が変わるものがあるので、集める前の手の写真も撮ってみました。ペア写真のそれぞれ右側、右向きのトリはオイル添加したもの。左向きがナシ。
青い鳥石けんのオイル添加は、何度も繰り返すとあまり差がないようでした。
スマホ台の効果は抜群でセット直後のとんがり泡がうまく撮れました。
泡はその後すぐにだらんと広がっていき、じきに低く平らになります。
では、その他の石けんの様子を。
泡立ちにくかった夜桜もなんどもトライしてとんがり泡出現。(すぐしぼむけど)
左側は時たま起こる、貧弱な泡の状態。
お月見石けんも繰り返すとなんとかツノが。
バックのテスト済みの泡にもご注目を。
こちらはこんもりした山になりました。
同じようにしているつもりなのにこの泡の量の差。
量が少なくてもしっかりした盛り上がる泡です。
今日は桜石けんの泡立ちがイマイチでした。あまり苦労しなくてもそこそこ泡立つはずなのですが。野ウサギ石けんはツノを立てるには少し努力が必要。カリフォルニアベアーはしっかり尖った泡立ち。レモンはいつものボリュームのある泡立ちでした。
↓開始前と終了後の石けんたち。手前から行ったのと、泡の性質もあり、青い鳥石けんの泡は見る影もなくしぼんでいます。
お湯を使うと手がふやけるのが早く、4周するあたりで限界でした。
石けんかすは相変わらずしっかりとつき、手の甲は真っ白になりました。
泡立ちテストも3日目。泡だて方や泡の具合の比べ方、写真の撮り方など、だいぶ手馴れてきました。
レシピを考える時は、どういう泡立ちで、溶けやすさ、固さはどのぐらいで、などの性能面と、こういう色形にしたいから、この作り方にしよう。そうすると生地を固まりやすくさせるための配合で、など使用感とデザインの両方を考慮します。
けれども完成した石けんを実際に泡立てると、予想とは裏腹にあまり泡立たないものになっていたり、その逆もあったりで違和感を感じ始めました。泡立ちをよくしようとココナツオイル、パーム核オイルの割合を増やしても、結果がその通りになっていないような。
気のせいかな、それとも他に何か理由があるのか?
データもだいぶ溜まったことだし、何かカギが見つかるかも・・・
そこで、これまでの石けんをオイルの種類ごとの割合でグラフ化し、泡立ち具合と比べてみることにしました。
石けん名は文字数が多いものは簡素化しています。色分けはいつもの通り。
青がオリーブオイルなどオレイン酸、リノール酸などが豊富な植物性油。
赤が泡立ちに関係するココナツオイル、パーム核オイル、ミリスチン酸など。
黄緑は石けんの固さを出すラード。(パームオイルも)
薄青緑は同じく固さを出すために使うシアバター、ココアバター 、ステアリン酸など。
薄紫は泡持ちをよくするために入れるひまし油。
これで、大まかに赤い部分の量で比べよう、という目論見です。
全く同じレシピのものもあれば、微妙に変えてあるものもあります。それとカップケーキ型は形が違うため、比較の対象からは外しました。
泡立ちに関係する赤色部分の割合が多い順に並べています。この通りになるか・・
↑上が私の独断での順位に並べた1位〜7位。↓下はグラフ順に並べた1位〜7位のもの。
夜桜石けんがエントリーしたこの時点でこのグラフ通りに当てはまらないような。
以下は私の独断の8位〜
しっかりした持ちのよい泡立ちのものを選びがちでしたが、すぐ消えても泡は泡だなと思い直して全体的な泡量で決めました。
ベアー、団子、アボカドが健闘していますが、逆に青い鳥、夜桜、キャラメルバニラはもっと泡立つはずでは??(以前のテストの写真ではもっと泡立っていたかも)
テキサス、マカデミアはいつも控えめな泡立ちですが、グラフによると順当なようですね。
トップ集団、ラスト集団はだいたい当たっている感じ。
中くらいは運が良ければよく泡立つタイプが多いので順位を決めづらいところです。
全体的に見ると、「当たらずとも遠からず」といった所でしょうか。
グラフを更に詳しく、オイルの種類から脂肪酸組成に変換したものを作ってみました。
その他にはひまし油の主成分リシノレイン酸の他のものも多少含まれています。
こちらも先ほどのグラフと似たものになりました。そんなに順番は変わらないようです。
こうしてグラフ化されると一目瞭然。
色々バラエティー豊富なレシピに作ったつもりですが、成分はどれも似通っています。
作成過程で石けんシミュレーターの六角グラフで確認しながら作るのである意味なるべくしてそうなってしまっているのかも。(uki uki せっけんライフ様にレシピ、グラフ作成でいつもお世話になっています。ありがとうございます!)
これではあまり差がわからないのも無理ないですね。
でも、「泡立ち量」だけでなく、泡持ち、きめ細かさ、軽さなども点数化したとしたら。
きっとまた違った結果になるような気がしました。
ミニチュア兜セット 〜5月5日のお飾り 作り方解説付き
昔作ったこどもの日用のお飾りを再現してみました。材料はSculpy lll 、130℃のオーブンで焼くと固く仕上がるタイプの樹脂粘土。クラフト店のMichael's に数種類が売っていて、一番値段がお手頃だったので買って作ってみたら、簡単にカワイイものが完成。楽しくてハマってしまい、暫くあれこれ作っていました。
最近、断捨離するぞ、とクラフトグッズを引っ張り出して、もうダメになってるかと思われた粘土を捨てようとしたら・・・まだ使えそう。
ネットで新しいタイプの作品をたくさん見つけてしまい、結局粘土熱が再燃してしまう。
それで、またグッズが増えてしまったという本末転倒な結果になったのでした。
ハロウィーンのお家とかクリスマスのジンジャーブレッドハウスとか・・
もうじき5月。久しぶりに飾ってみようかと取り出したら、作成メモを発見したので当時の記憶を辿りながら作ってみました。
当時一番難しかったのは確か弓矢。どちらにも芯にワイヤー(22ゲージ)を入れてあります。強度補強のためだったけど、必要だったのかは不明。今回も入れました。
昔はSculpey しか持っておらず、小さくて細いパーツは柔らかくなり過ぎ、芯を入れないと手の温度でグニャグニャになって形にならないから・・でした。 今回の黒はPremoだったので不要だったかも。針金を包むように粘土を形作るのは少しコツがいるけれど、後の細工がしやすいのは確かです。
矢羽は凝ってグラデーションにし、弓は焼き上げてから細いワイヤー(32ゲージ)を巻きつけて張っています。手近にあるものを適当に利用しました。
兜は収納を考えて、ツノ部分を取り外しができるようにしたのがポイント。
ツノ部分、花ショウブの花器の下には虫ピンが仕込んであり、刺して飾るようにしています。
兜の本体のツバ?の上に同じピンでほとんど見えない穴が開けてあり、そこに刺します。
花ショウブは収納箱の裏面に刺すのですが、この木箱、実はお寿司屋さんに頼んで分けてもらった雲丹が入っていた木箱。ちょっとラフな作り、木質も硬くて針が刺さりにくいのが誤算でした。(今回のは当時ストックしていた木箱/韓国マーケットの「たらこ容器」)
虫ピンは抜け防止にL字などに曲げて仕込みます。収納時はカットした消しゴムに刺します。
作りたい人のために・・How to を書いておきます。
兜のパーツ名は知らなかったので今回、調べました。
かぶる帽子部分を兜鉢(かぶとばち)、その周りのスカート状の部分を錣(しころ)と呼び、革へんに毎とも書くらしい。帽子のツバ部分は目庇(まびさし)。
サイドの耳みたいな部分は吹返(ふきかえし)、ツノ部分は鍬形や立物(くわがた、たてもの)と呼ぶそうです。
吹返(ふきかえし)はサイドに張り出した形にすると壊れやすいかと思い、できるだけ「しころ」にくっつけるようなデザインにしました。
図のように元の粘土ブロックからパーツごとの必要量をカッターナイフでスライス(カット)します。Sampler サイズは多色入りのアソートセットのサイズで、普通サイズの1/2です。
使用した粘土一覧 PremoはSculpeyの別シリーズ名です
左からFIMO soft : Cognac、 Cherry red 、Tangerine、Lavender、
(以下順番が多少変わります色でご判断を)
Sculpey lll : White、Yellow、Purple、Premo : Twinkle twinkle 、Bright green pearl 、Sunset pearl 、Green 、Rose gold glitter、Ecru(ここには無いですね)
<花ショウブ>見本は前に作成したもの
Sculpey lll (以下Sculpeyと表示) Purple, Yellow 、Premo Green、FIMO soft Cognac
虫ピン(洋服に付いてきたもの)2本 曲げておく
使う量はほんのわずか。台の方眼はインチのものでcmではないのが見にくいですが・・
萼の部分はカッターで切り目を入れ、シリコン筆のお尻(を指の腹に当て横に転がし広げる)
右端の写真のように紫を伸ばして花を作りました。
花びらのフリフリもトールペイントのスタイラス(なければシャーペンの先など)で交互に押さえてつけました。写真の向きでサイドを上に向けて立てる感じにし、右、左に。
花器部分はFIMO soft Cognac。これが元々なのか、古くなっていたのか(それで安売り??)捏ねようとするとポロポロと崩れる。両手の親指と人差し指でギュッと固めるように押さえていると徐々にくっつくようになりなんとか使えるようになりました。
空気が入らないように気をつけてピンを入れて形作ります。穴は5ミリぐらい。少し広めに。
花のパーツをまとめてくっつけて花器に入れ、指で口を締めて形を整えます。
以前のものより何だか大きくなりました。
<兜>
黒はPremo Twinkle twinkle(黒にラメ入り)FIMO soft 程ではないけれど、少し固い。
カッターナイフで先ほどの図のように切り分けます。
端から3ミリ幅に2枚スライスして短い辺同士を繋げ、指で少しづつ伸ばして「しころ」部分を作ります。長辺の片側だけ伸ばしていき、短辺は縮めるようにしてカーブを作ります。伸ばす長さは帽子部分「かぶとばち」のサイズによるので、切り分けたらそちらを先に作ります。
吹返の切り出しでサイズチェック。 先述の図のように片端を薄く、カーブさせて。
しころは軽く繋げて立てています。 兜鉢とともに形を整えます。
兜鉢はヘリを薄くして一部をカットし、目庇をつけます。FIMO soft Cherry red
吹返の飾りはPremo Sunset pearl スライスして左右は長め、上下を少し小さめに。(そこに飾りのひも状粘土をつけるので)重ねるようにつけて左右のはみ出たところをカット。ブロックをスライスしたまま使ったのでパールの層が綺麗です。
目庇をつけた兜鉢にしころを取り付ける。しころが長ければカット。
飾りはFIMO soft Lavender を1ミリぐらいの厚さに指で延ばして、写真のようにカットして端から貼り付けました。
飾りひもに FIMO soft Tangerine を1ミリほどのひも状に伸ばして、しころの下部と吹返の下部につけました。しころ下部は凹んでいる部分の浮いたひもをトールペイントのスタイラスで軽く押さえます。竹串でも。
兜鉢の飾り Premo Rose gold glitter が前のと同じにならなくてどうやったのか悩みました。前のは Sculpey の Goldで作ったので、柔らかかったため、と判明。同じようにしても同じ形にならないな〜
粘土が固いと小さくちぎりにくいし、粘土同士くっつきにくいしで少々やりづらかったです。
同じ色で吹返にも小さい四角の飾りをつけて柄をちょんちょんと。中央に家紋もつけました。
<弓矢>
ワイヤーをカット、短い方はまっすぐに、長い方は弓の形にカーブさせました。
ワイヤーを包み込むように、先ほどの黒粘土をつけます。
矢羽のグラデーションは、Sculpey White とSilver を三角にして写真のようにくっつけ、のし棒で伸ばして畳む、の繰り返し。 (詳しくは「ポリマークレイ グラデーション」で検索)
柔らかい粘土は途中から空気が入って破れやすいので注意。好みのサイズにカット。
思ったよりも細めで丁度いいぐらい。
<鍬形>
一応型紙です、といっても、あんまり参考にならないかな・・好きな形にして下さい。
矢の端に金 Sculpey Gold (これはPremoでは厳しそうだったので)で矢じりとお尻の矢筈をつけました。(2枚羽根の矢は飾り用だそうなのでこれでOKかな)
矢の棒の部分(篦のと言うらしい)に矢羽をつけるのはそのままオーブンに入れられるようにアルミホイルの上で。アルミホイルのシワもそのままの形になるのでキレイな状態をキープ。
弓の飾りは花器と同じ粘土を細くひも状にして巻きつけ。兜鉢で使ったオレンジの飾りひも粘土もアクセントに少し巻きます。ツルを付ける部分に白を一重に巻きます。
鍬形はトレーシングペーパーなどに写し書き。
延ばした粘土に重ねてペーパーごとカッターナイフでカット。ペーパーを剥がして、先の三角穴の切り目だけ入れておきます。(焼いて固くなってから三角を取る)
厚みのある台に乗せたアルミホイルに乗せ、U字の中央に曲げておいた虫ピンをアルミホイルごと刺します。(ピンを刺す場所を台のヘリからはみ出して乗せる)
ピンを隠すように飾りを乗せてスタイラス(竹串とか爪楊枝で)で模様を適当に入れます。
<粽ちまき>
Sculpey Leaf green、 Premo Green 、Premo Bright green pearl?または White 少々を細長くしてまとめ、捻っては転がして伸ばす、を繰り返し、好みの柄に。
<柏餅>
Sculpey White でお餅部分を。ケチなので丸めてからこんな形に・・
柏餅の葉っぱはSculpey Leaf green で適当に葉っぱ型に伸ばし、筆の後ろでヒラヒラ型に。
指に乗せてヘラですじを入れ、すじを外側にしてお餅を乗せて包みます。
<三方さんぽう> 台の三方向に(宝珠形の)穴があるのが普通らしいです。
バランスの関係で平たく作っているので穴は開けてないし、色々と突っ込みどころがあるパーツです。見本を調べてから作ればよかったかな・・
折敷おりじき Premo Ecruを伸ばし、適当に四角くカットしてカットしたヘリをつける。
台 適当に作る。 焼く前に取り付けると高温時に折敷の底が歪むので別にして後でつける。
★種類を混ぜた場合は高い方の温度に合わせます。時間は厚みが6mmの場合。
オーブンに入れた状態 焼いている間に箱の下塗り、ペイント。
ちょっと頑張って共箱にしました。硯セットはミニの愛用品。
この後、箱に紙を貼るボンドを探す手間を惜しんで、そのまま仕上げ剤を塗ったら紙が滲んで透明になり、残念な出来になりました。あらら・・
最後は、使った道具など。紐は珍味や、佃煮やらに付いていたもののコレクションから見繕って利用。結んで兜の前に置くだけでちょっといい感じに見えるので。
箱は作る前に用意してそれに合わせて作ると、ちょっとの差で入らない!という事も無くなります。明太子の桐箱利用。
いつかは体験してみたい菖蒲湯・・
今回初めて(記事を書くために)それぞれのパーツを詳しく調べました。
興味深いことがたくさんあって、楽しかったです。
キッチンエイドミキサーvs手こね カレーパン生地を作った
2年ほど前の年末、知人に大量の写真とテキストで実況中継をしながら作った写真がたくさんあったので、最初に紹介するのはカレーパン!(写真で時間も分かるし)
この時もなんとなく思いつきで、具材のカレーを大量作成1400g作り、手こねとの比較をすることにしました。
具材は普通のカレーを作って煮詰めると時間がかかるので、水を減らし、野菜も細かく刻んで作りました。カレールーの他にも、好みのスパイス(ガラムマサラやら、カレー粉やら)、あればチャツネ(トレジョやインド系スーパーで売ってるジャムみたいなの)を入れても甘みでコクが出て、美味しい。
具材のレシピは省略します。とにかく、冷めたら手で丸められる硬さにします。(ジャガイモは潰すとよい)
生地量は40gに分割して18個分になります。カレー具材は40gで34個できました。
生地のレシピ、分量は全く同じですが、混ぜ方が少し違うので右側の下準備に注意。
ベイカーズパーセントというものを初めて書いてみました。書き方あってるかな?
手捏ねは参考にしたレシピに従って、粉類に砂糖や塩、イーストを混ぜるやり方です。
手順通りに進めます。
13:15 溶き卵に温めた水を入れる 粉類は混ぜておく
:16 大きいボウルのよく混ぜた粉類に卵水を入れてぐるぐる混ぜる(平面ビーター活用)
:18 ひとまとめになったら生地をきれいに全て取って捏ね台に出す:22
:28 ボウルにはショートニングを塗っておく
13:32 台にすりつけるように捏ねて、ある程度滑らかになったら
:43捏ね上がりをチェック 片手ではツライ
:45 バターを加えて捏ね上げる
13:54 ある程度滑らかになったら、カード(ドレッジ?)で集めつつ、少し叩きつけるようにしてまとめていく
:58 手にくっついた生地を取る
14:01 捏ね上がりチェック
:03 周囲にカードを差し込み、両手で回しながら、生地を中央てっぺんから下側にたくし込むようにして表面をきれいに丸める
:05 ショートニングを塗ったボウルに入れ、ラップして一次発酵(室温)
★約50分で生地完成 捏ね時間45分
キッチンエイドミキサーで捏ねるのは、いつもの方法にします。
14:13 材料を計量、粉類は大きいボウルに入れてよく混ぜておく
:15ミキシングボウルにぬるま湯、砂糖、塩、卵を入れ、平面ビーターで手で混ぜる 1枚目
:18イーストを入れる ふやかす感じ 混ぜなくていい 2枚目
:21粉の半量強を入れて、手動で粉っぽさがなくなるまで混ぜる 3枚目
(最初からマシンで混ぜると粉が飛び散って片付けが面倒なので)
:22セットして目盛2ぐらいでミックス タパタパと軽快な音がしてくる(入れた粉量にもよるが)
:27滑らかになったら(5分ぐらい?)止め、ボウルを外し、残りの粉を入れて、同様に手混ぜで粉っぽさを取る 5枚目
14:28もう一度セットして再び同様にミックス 1、2枚目
:30ある程度まとまったらバターを加える 3枚目
:30低速(目盛2)で全体が満遍なく混ざってきたら、目盛4にして捏ね上げる
生地が中央のビーターにくっつき、空回りっぽくなるので、遠心力で吹き飛ばす感じ?
:36捏ねあがったら、(好みの硬さに粉を足してもよい、粉は後から足せるので柔らかめで仕上げています)止めてボウルを外し、生地を台に取り出す
14:39台に出したら、ボウルとビーターについた生地もきれいに取り、生地を丸める
:43ショートニングを塗ったミキシングボウルに戻し入れ、ラップして一次発酵
15:13カレーを計量して細長く丸めておく 40g x 34個になった
16:03約1時間たち、随分膨らんでいる生地
:05フィンガーチェック いい感じです
★約30分で生地完成 キッチンエイドでの捏ね時間13分(太字時間参照)
16:08台にひっくり返して生地を出し、両手で軽くパンチしてガスを抜く
:09カードで半分にカット 生地を少し持ち上げて伸ばしながら分割していく
:19秤で計量しながら分割 40gx18個
:21片手で包み込むように持ち、台に丸を描くように擦り付けて丸める
16:28濡れ布巾かラップをかけて休ませる ベンチタイム
:58少し膨らんだ生地を手で上から押さえて楕円形に伸ばす
17:02一個づつよりローテーションで、少しづつ行うと効率が良い 生地は時間が経つと緩むので
:06二周目終わり そろそろ次で包めるかな、というサイズ
17:07これぐらいのサイズにして裏返す カレーパンではあまり関係ないけど表面が綺麗に仕上がる
:09生地の中央に丸めたカレー具材をおく フチにつかないように!
オイルがつくと生地がくっつかなくなり、発酵途中や揚げている最中に口が開きます
:10まず、てっぺんからしっかり閉じる(お好きなやり方でいいですが)
:11餃子みたい? とにかく綴じ目はしっかりと
17:13軽く粉をまぶしてくっつかないようにし、ラップを敷いたトレイに並べる
:18いっぺんにやってみた 全部できたら1つづつ全体に粉をまぶしつける
:29最後の一個
:32手捏ね生地分、包み終わり (柔らかくなりすぎるのでラップはしないです)
:33左のキッチンエイド生地が呼んでます フィンガーチェックしたらOKでした
17:42分割、丸め終わり 40gx16個 残り88gを22gづつ4個に→「お楽しみ」にする
:57揚げ物準備 揚げ油はオリーブオイル使用
18:01手捏ね分の発酵チェック 薬指で軽く触れるとまだ待てそうでした もう少し待ってて・
:02「お楽しみ」のあんドーナツ用こしあんを計量
:26キッチンエイド分の生地を大急ぎで包み終わる
18:27手捏ね分の生地はよく膨らんで頃合い 口が開きそうなものはつまんでから卵液に
:33衣をつける 溶き卵にくぐらせ、パン粉をつけ、トレイに並べる
:50熱した揚げ油に入れ、両面を色よく揚げたら出来上がり〜
最終が何時だったのか、記録に残ってなかったですが、多分19:30頃?
結局、手捏ねとマシンとの生地の差は全く感じられず、というより、包むあたりから忙しくてそれどころではない状態。
じっくり比べたわけではないけれど、分割・丸め・包んだ感じは同じだったと思います。
もちろん食べても分からず。(カレーパンでは比べようがないですよね)
ただ、所要時間は短く、体力的にもラクラクでした。
のんびり手捏ねで生地の変化を体感して楽しむのも時にはいいけれど、一気にバーッと大量作成するにはマシンは手軽にできて便利です。
今回は初めてのカレーパン専用生地(他人レシピ)で作ったので、ちょっと気を使って指示通りに丁寧に作りました。
専用生地だけあって、包みやすく扱いやすい生地でした。
我流のロールパン生地を作るときは、更に手抜きして、ミキシングボウルにまずバターを入れ、コンロで温めて溶かし、電子レンジで温めたミルクを入れ、砂糖、塩を入れ、卵を割り入れ、ビーターで手混ぜ。卵がほぐれて砂糖などが溶けたらイーストを入れてふやかし、粉の半量を加えて・・という手順です。あとは同じ。バターを最初に入れるなんて!と言われそうだけど、ホームベーカリーだと全部一緒に入れるわけで・・
バターを別容器に入れて電子レンジで、とすると洗い物が増える。
ミキシングボウルはステンレス製だから直火でも大丈夫、というズボラな考えです。
イーストは粉と一緒に、というやり方もしてみましたが、イーストの粒が出来上がったパン表面に残っていた事があり、あまりよろしくなかった。(バター先入れの悪い面?それともこのイーストの性質?)なので先にふやかす方法に落ち着いています。
粉の量を調節するのにもイーストと粉を混ぜてしまうと粉を残せないプレッシャーもあるし(足すことはあれど、残すことはほとんどないけれど)
あと、捏ね上げ温度とかは気にしていません。発酵に少し温めたオーブンに入れたりしていた時もあったけれど、温めて仕上げると出した時に冷たい室温でしぼむことがあり、(たくさん作りすぎ!)イマイチよくない仕上がりになることが多いので、普段は室温で自然に任せて作っています。大量に作るので生地を待たせる方が多く、寒い冬の方が落ち着いて作れるし、低温発酵の方が美味しく出来上がるので好きかな。
そうそう、こんなに大量のカレーパン、どうするのかって?
それが、不思議なことにすぐに消えるのですね。(ファンが多い)冷凍もできるけれど、自宅に冷凍する程の量が残ったことはないかも。 先日、揚げる前の衣をつけた段階で冷凍して、後日揚げてみました。 揚げる前に室温に戻して少し生地を緩ませてから揚げるのがいいみたいでした。冷凍庫内で場所を取られるのが嫌で、成形後にラップを敷いたマフィンパン(クリスマスカップケーキ石けんでおなじみ)の穴に無理して詰めて凍らせたので、生地が少々窮屈だったようで、一回り小さいカレーパンになりました。
カレーパン、慣れたら作りやすいですよ。
揚げたてのアツアツを是非体験して下さい。
キッチンエイドミキサーでパン作り
このサイズの容器を運べる紙袋があるといいのにな、といつも思う私
初めてこちらに来て、アメリカのスーパーに行った時の強い印象は、魚売り場の生臭さ、野菜売り場の巨大なキュウリ、パン売り場の微妙な香り、でした。
こちらのパン売り場、なぜかあまり美味しそうな匂いがしません。
サンドイッチ用のスライスされたローフパンも小麦粉に入っている補助栄養材(ビタミンとか色々)のせいなのかなんなのか、微妙な香りが。(実際に焼いてみると、いい香りがするのでもっと他の理由だと思う)
見た目は素敵なフランスパンを初めて買って食べた時のガッカリ感ときたら・・
美味しそうなのに、ナゼ?? おまけに、ここではすぐに乾燥するので棒みたいになってるし。
日本ではカビないように袋に入れるけれど、こちらは乾燥しないように袋に入れる。
フランスパン系ではストアブランドの少しお高いパンは、近頃では随分レベルが上がってイケるものも出てきました。
Ralph'sの自社製品? Pane Mediterraneo Country white bread (大きめで三角型っぽくて、ちょっと平たくしたような)が日本のフランスパンっぽくてお気に入りですが、時々しか見かけない。
「日本のパン屋さんのパン」のシリーズは日系のスーパーや、パン専門店で買うしかなく、いいお値段。
大きいオーブンがあるし、小麦粉は安いし、作った方が早い!と自作しています。
日本で使っていたのはちっちゃいオーブンで、天板はロールパン4つでいっぱいだったので、それと比べるとこちらのオーブンは巨大です。
初めは手捏ねで粉400g分量で作っていました。
ロールパン生地で甘いパンからおかずパンまで成形と具材を変えて仕上げます。
ポットラックパーティーに持っていくと、日本人には大好評。
そんなこんなで、パーティーがあると持っていくのが常となりました。
ある時、地域のアダルトスクールでパン教室をやっているのを見つけて行ってみました。
街のレストランにパンを卸している、と言うフランスでパン修行したという女性ベイカーさん。
生徒は私の様な主婦に混じって中華まん?の会社のオーナーというおじさんまで様々。
レシピもいくつか学んだけれど彼女がプロすぎて?参考にならなかった。
「フランスでは〜職人は耳にカミソリ(クープ用)とシガー(葉巻??)を挟んで捏ねてるのよ」とか要らん情報は出してくれるが、一番大事な粉の量となると「その日の天気で変わるから〜」とおっしゃる。
そして計量はグラムでなくカップを御使用なのでした。
質問すると「天気が〜湿度が〜」との事。要するにプロすぎました。
アメリカのカップは240ccで日本のよりもさらに大きいので、それで掬うとだいぶ誤差が出てると思うぞ、と内心ヒヤヒヤしつつ見ていましたが案の定出来上がったパンは、いわゆるこちらのパン、でした。期待はずれ〜。
講習費は結構高かったんだけどな。まあ材料費が入っていただろうから仕方ない。
焼きたてのパンは、一応膨らんではいるのでそれなりに美味しかったけれど、やたらベタベタに甘いものやらいかにもこちら風のハーブやらが入ったレシピで、あまり触手を伸ばしたくないタイプ。
それでも粉の量をグラム換算するために数回は作りました。当時は余裕がなかったけれど、またあのレシピを発掘して研究してみようかな・・
結局、そのクラスで学んだ事は「キッチンエイドのミキサーで捏ねさせる」という事でした。
この技を学んだだけで元は取れたかな?と今では思っています。
キッチンエイドには専用のパン捏ね用フックが付いているのですが、それではなく、お菓子生地を混ぜる用の穴あき羽を使います。(平面フラットビーターというらしい)
多分通常の使い方ではないので、マシンに負担がかかるので早く壊れるかもしれません。
でも、通常の使い方よりも断然早く楽に生地を仕上げられるのでやめられないです。
気の早い人がいきなりフラットビーターを使って壊さないように、先に書きますが、
粉の半量と水分を先に混ぜるのがポイント。詳しい方法は次回。
講師の彼女はヘッドが上に持ち上がるタイプのマシンで捏ね上がるにつれて生地が纏まってくると上がってくるヘッドを押さえつつ捏ねていました。
私はヘッドを横のバーで上げ下げするタイプのちょっと強力パワーのを購入して愛用しています。今調べたら、もう20年も経っていました。ちょっとビックリ
これまでで一番参考にした本。特に右のでロールパン生地で各種パンを作る、という自分スタイルができました。左のはチャレンジ用。なかなか成功しないので少しづつ改良して頑張って行くのが楽しい。(変えすぎて違う物になってることが多々ある)
右はキッチンエイドのマニュアル本、パンレシピの所の注意書き。イーストを使った生地には生地ホックを使え、とあるが・・
最大容量は中力粉8カップ以下との事。1カップ120gらしいので960gまでらしい。いや、こんなに入るか? 私レシピは800gが最大粉量です。
材料の粉とイーストはずっとコスコで大袋(50Lb=約22kg)を買っていましたが、ある時から強力粉を扱わなくなってしまい、あちこち探してSmart & Final で25Lbの大袋を見つけて以来、そちらで購入を続けています。
現在はアメリカでパン焼き人口が増えたとかで品薄、値段が高めになっているようです(2020年4月)$10程の緑の袋のはいつもの茶色袋のがなく、初めて購入したもの。成分表示を見たら全く同じだったのだけど、何が違うのやら。炭水化物量が微妙に違っていました 普段の値段は不明
そして、成分表示をマジマジと見たことがなかったので知らなかったのだけれど、どちらもパン生地を落ち着かせる成分が入っていました。フランスパン作成時にビタミンC入れなくてもいいのか?とか思ったけれどやっぱり必要かな?
写真でわかる通り、上段の5Lb入りと下段の25Lb入りの値段がほとんど変わらないので、買いに行く度にどうしようかとちょっと悩むけど(長くストックするのもなあ、と)やっぱり大袋購入となります。近頃は頻繁に作るし、知人たちと分け合ったりして結構早く消費します。
イーストは右端写真の上段、右側のRed Starをずっと使っています。コスコではこれしかなかったし、こちらで見つけて大きくてお得感があったから、という理由だけ。
よく見たら、左側のが日本でよく言われている「赤サフ」という物なのですね。今気づきました
帰宅したらすぐに小分け作業。粉はジプロックフリーザータイプの大袋に計量して入れ、しっかりシールして、さらにプラケースに入れて冷暗所でストック。イーストは綺麗に洗った瓶に移し変えて冷凍庫保存。これでかなり長く、数年かけて使い切ります。イーストがヘタって膨らまなかったという経験は、今までの所、ありません。
このイースト、かなり強いタイプなのかも。
大袋の強力粉ではなく、少量買った時のもの。老舗?有名ブランドです。
昔カタログがよく来ていました。ミキサーを買ったからかな?今はオンラインみたい。
その他の粉類。中力粉、薄力粉など。
真ん中の写真の赤い箱はケーキミックスではなく薄力粉です。
こちらでは薄力粉は本当にあまり見かけません。サンクスギビングからクリスマスにかけて、普通のスーパーでベイキングフェアーっぽい品揃えの時に並んでいたりするけれど、普段は中力粉が主流。薄力粉は以前は韓国系スーパーのシロクマのマークのブランドのものを成分表示のタンパク量をチェックして購入していました(当時は安かった)が、最近はあまりそちらに行かなくなったので日系スーパーで購入しています。日系では米粉も購入しています。
米粉は昔ながらのザラザラしたものではなく、最近のは製粉技術の進化?で微細粒になっているらしく、小麦粉の一部を置き換えて使うともっちりしたパンになります。見つけたらある方を買います。(選べない)
イーストも現在手に入りにくいそうですが、レーズンがあればそれで起こすことも可能です。
写真はレーズンと水、少量の砂糖(スタート時のみ)から起こした酵母液、それで作ったパンです。いつもは真ん中の写真のように小さいロールにしていたのですが、先日面倒になってまとめてローフにしちゃえ、と手抜き。これまでにない仕上がりになりました。
同じ生地で成形の仕方を変えるだけで、こんなに食感の違うパンになるんだ、と新鮮な驚きでした。酵母の世話?とやらをほとんどしない、手抜き作成なのでそのせいかもしれませんが。
このパン、酵母の状態やら、その時の気温によって出来上がり時間が読めません。
寒い時期に2日以上かかった時には、「腐ってるんじゃないか?」とかなり心配でした。
先日帰省した時に訪れたパン屋さんでタグに40とか60とか(もっと細かい数字だった)書いてあり、ん?と思ったのですが、かかった時間らしい。
時間がかかる作り方もあるんだと安心した次第です。
帰省時にパン屋さんに行って買う天然酵母のくるみとイチジク、ドライフルーツのローフは大きさの割にずっしりと重く、噛みしめる度に口の中に広がる旨味がなんとも言えず、大のお気に入りです。それを目標に作っていますが、「ずっしり」にはならず、「ふっくら」になっています。周囲のウケはいいんだけれど私にはちょっと物足りない感じ。砂糖もバターもミルクもしっかり入れてるからかな。味は美味しいです。液中の種レーズンも入れるせいか、焼いたパンが老化しにくいような気がします。
色んなサイトを見て酵母起こしを試しましたが初めの頃はカビが生えたり、なかなかうまくいかないことが続きました。ようやくうまく出来た時は嬉しかったな。どうやら温度が低かったみたい。
現在は容器を洗わず継ぎ足しで、パン作成時に大さじ1ぐらい内容物(レーズンや水)を残して大さじ2ぐらいの新しいレーズンと塩素の少ない水(ボトル水かフィルター水)を入れて室温放置。気が向けば時々小さじ1ぐらいレーズンを足して浮き沈みするレーズンをみて楽しむ。5日ぐらいして写真のようになったら、使わなければ冷蔵庫へ。という感じです。
青い鳥石けん 本体作成 〜Blue Bird
先日作った具材で本体を作ろう、と思いつつどんな絵柄にしようか?
池に浮かぶトリ、水辺の草、白いイワシ雲?などをイメージしていました。
具材のストック箱を探すと、18日作成の夜桜生地の余りで無地をジプロックバッグに入れて石けんにしたものが2袋。(こんなのあったっけ?と思い出せない私)
池も背景の空も青系になるのでトリちゃんと被りコントラストがイマイチ。
ちょうど2つある事だし、これを使って白い台座?にして目立たせる事にしました。
余りは雲に使おう。
水辺の草は葦っぽいのと岸辺の雑草風の2種類を考えました。
葦?の方はAqua pearl mica の色具材残りから一握りと古石けん具材の、黒の微塵切り(ずっと前のピアノ石けんの黒鍵残り)と緑の色材 Green chrome oxide を足してよく捏ね、少し濃いめの緑にします。約35g
雑草はウサギ石けんでも使ったグリーン2色 Green chrome oxide, Kelly green mica の絞り出しストックを刻んだもの、黄Yellow oxide+Fizzy lemonadeとオレンジの色石けんを微塵切りにしたものを散らす計画。
アイデアスケッチはこんな感じ・・
葦風植物は、ラップで挟んで薄く伸ばした石けんをラップごとヘラで押してカット。
指で押して片側の端を薄くし、のし棒でカーブをつけておきます。
台座?の方は指で押さえてねじ切る様に幅を調節した後、取り出して端を整え、トリ型で削ぐようにしました。途中で方向を修正しながらゆっくり削ります。
余りは雲にする事にして、片方を長棒、棒状で切りっぱなし、片方をアサリ状?いい例えが思いつかない 指で潰したお団子状にして仕上がりのデザインを比べる事に。
写真では具材が混じっていますが、本番は重さを同じに調整しつつ長い物と粒のものに分けて使いました。(台座、雲合わせて約100g)
具材の重さはこの時点で264g。これに雑草9gと小花2gを加えて275g(1ケース)
2ケース分で2倍量作成しましたが、紹介レシピは1つ分を書いておきます。
具材下は普通に作成、上はオリーブ添加で夜桜石けんの過剰オイルを再現してみる事に。
いつものダイソータッパー1ケース分760g ー具材275g=485g
☆デザインは上に濃いブルーが乗っているタイプを書きました
<作り方> 詳しくは過去記事を参考に↓
<加熱時の生地温度変化データ>
<おまけ>オイル過剰サンプルの作成風景
30滴、 35滴、 80滴、 80滴の合計 225滴添加しました。
色がついていないと混ざり具合が見にくかったです。
思いつきでトップ付近に濃いめの青を作ったから、トッピングの白がほとんど無い。
両者の泡立ち比較が楽しみです。もう少し乾燥させてからトライします。
青い鳥石けん 具材の作り方 〜Blue Bird
↑まだ微調整のカット前で、お腹が引っかかっています
↑捏ねたものと、まだのものが混じっています 右上から時計回りに Caribbean blue mica, Racing stripe orange mica,( Aqua pearl mica不使用), *Hydrated Chrome green, Kelly green mica, Cellini blue mica(現在のBlue mica と同じものかどうかは不明), Queen's purple mica, Mermaid blue mica, Stormy blue mica, *Ultramarine blue
*はピグメント(顔料)それぞれ生地60gに色材1wsp(0.15ccスプーン 耳かき2杯分ぐらい?)全てBramble berry製品
だいたい9〜10ピースで型1つ分の長さになりました。
ラストのものは長さを調節するために少しカット、なんだかこの柄、上手くいってないな・・
後日、残り生地でもう一本作成
感じが掴めたので、もう少し柄を整えてみる
・嘴と喉元は後付けにする
・雀っぽくほっぺに丸
・胸、お腹、背中側に羽、尾羽にする
型抜き前、型抜き、抜いた後の裏面
はみ出た外側の生地を取り、嘴、胸元を補修(隙間に突っ込む)、プレス仕上げ
押し出し、繋げて(きっちり積み上げて上から慎重に押して仕上げる)、型の長さに調整
カッターナイフで薄く削いで型に合わせる
色同士は完全にはくっついていないので、無理に動かすと分解するため注意
型にセットしてしっかりラップして冷暗所保管、早めに作る
2年前の初回作 飛んでいる鳥にしたかったので組み合わせ作成
色はランダムに適当にくっつけブロックにして型抜き
この時はまだプッシャーを作っていなかったので型の上面いっぱいまで詰めて作る、ラフな仕上げでした
一旦型抜きしたものを、更に型でカットして組み合わせる
写真1枚目
1個目の型抜きされたトリちゃん 頭と足部分になる
2枚目
2個目のトリちゃんを型抜きして上下逆にする
ただし、頭部分は不要なので首下だけで良い
3枚目
抜いたものを左右裏返しにしてその下部をトリムする
(型の逆向き、尖ってない方で)
組み合わせたところ うーんブサイク、ちょっと下部が重すぎ
更にトリム 型は普通の向きで使用
この時は大きい型を持っていなかったので、手持ちのものを使ってやりくり
最初の写真のような大きいハート形などがあれば、そのカーブを利用してトリムできそう
斑入り紺生地は Natural Indigo Powder
計り損ねて濃すぎた失敗サンプルに後から白石けんを捏ね足した為、不本意にもこんな柄に
青色のカラーサンプラーの発色テストも兼ねて作った青シリーズ具材になぜかピンク紫?(Cellini blue!)が混じっており、それらをミックスしたら、この様な仕上がりに
観ていないんだけれど、なぜか Liro and Stitch を連想してしまいます