楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

マカデミアナッツオイル100%で極小バッチ実験 2−6

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ヘーゼルナッツオイルに続いてマカダミアナッツオイルも肌再生によいとされる、パルミトレイン酸を多く含むオイルです。

uki ukiせっけんライフで紹介されているバランスソープを作るのには欠かせないオイル。ローズマリー粉末をタップリ入れて真っ黒になった石けんは長く保存できて、ハーブの香りで癒されるので気に入っています。

作る時にトレースが出にくく、ブレンダーででもモーターが熱くなって休ませながら攪拌したような記憶があり、ミルクフォーマーの弱い攪拌力でも大丈夫なのか?少し心配ですが、どうでしょうか。

 

マカデミアナッツオイル  35g

水33%          12g (12.3g)

苛性ソーダ97%        4.7g

室温 23℃

 

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うーん、こんな色だったっけ? オイルはスイートアーモンドオイルのようにサラサラ。注ぎ口から容器を伝って滴りやすいので計量しにくいです。

苛性ソーダ水とオイルの調整、温度合わせはいつも通りに45℃に。

準備が整ったらオイルに苛性ソーダ水を入れます。

 

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攪拌を開始したら生地は薄いピンク色。サラサラめの生地は心配していたようにトレースが出にくいわけでもなく、8分で攪拌終了。仕上がり生地温度は45.9℃。

 

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型入れ。トロッとした生地は薄いピンク色。フタをしてジップバッグにセットします。

フタにつかないように袋に入れるのに少し手間取るのもいつも通り。

 

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スノコ?を敷いたマグに入れて重石の小瓶を乗せてフタをして湯温をモニターしながら湯煎スタート。50分後チェック。取り出してみないと生地の状態がわからない、けれど出すと温度が下がるので手早く底面の温度を測り、写真を撮って戻します。変化なし。生地温度は68℃、湯温66℃。

60分後、生地72℃、湯温68℃。まだ変化なし。 観察を少しゆっくり目にしようと間隔を10分から20分に変えたら、85分後すっかり全透明化していました。生地72℃、湯温70℃。ヘーゼルナッツオイルと同じ感じだと思っていたので、予想外に素早くすっかり透明化していて、透明になり始めのポイントを見逃してしまいました。(結果的にはその方が上手く仕上がるのでしょうね、きっと)

 

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そのまま保温湯煎10分、取り出して室温で30℃まで冷まし、冷凍庫で40分*ほど冷やして型出し。出来上がった石けんは表面も型入れ時のままで綺麗に仕上がっていました。

*30分ではまだ固まり具合が甘かったので長めに。あまり長く入れると冷えすぎて露がつきます。

 

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pHチェック。底面は10〜11、側面9〜10、上面9〜10! 今までで一番のいい仕上がりでした。残り生地はいつも通りの紺色13

 

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 ヘーゼルナッツとマカデミアナッツ。どちらもチョコと相性が良く、オイルはどちらもパルミトレイン酸を多く含む。

この2つは似ているような気がしていたけれど、比べてみると、

生地全体が透明化するのにかかった時間は、ヘーゼルが140分、マカデミアは85分。

鹸化のしやすさはかなり違うみたいです。

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次回からラスト3つ。なんのオイルかお楽しみに。