大好きなダイジェスティブクッキー、こちらではあんまりメジャーではないけれどWorld market で見かけます。考えてみたら材料は安くで手に入る。じゃあ作ろうと挑戦しました。
市販のものとは異なりますが、自分好みにしたので美味しいです。
小麦胚芽とオーツブランを入れてザクザクにし、少しづつ噛み締めて味わうタイプにしました。甘みは控えめにしたのでトッピングにセミスイートチョコを、パサつきを和らげるのに泡だてた生クリームをつけました。
冷凍庫で凍らせて冷たいまま食べています。小腹が空いた時にぴったりのおやつになりました。
<材料>
・写真に塩を入れ忘れました
・使用した強力粉は後ろのアメリカ製ですが見やすくするためカメリヤを置きました
材料の配合は適当です。ラフなタイプなのでそれほどキッチリ計らなくても大丈夫。
卵を入れると生地が固くなるので入れていません。
<作り方>
ジプロックバッグに粉類、乾き物を量り入れる。写真は1/2小さじ(2.5g)の塩を入れるところ。若干塩辛かったのでレシピは減らして書きました。ココナツシュガーはコクが出るので使用。グラニュー糖など他の砂糖でもOK。
空気を入れた袋の口を閉じてよく振り混ぜる。満遍なく粉類が混ざるように。
油脂を加える。バター。ショートニングを量り入れる。先程と同様、空気を入れた袋の口を閉じ、振り混ぜたり揉み込んだりしてそぼろ状の生地にする。塊はほぐして均一な生地になるように。牛乳を量り入れる。(写真は大さじ2の計量スプーンです)
また同じように振り混ぜたり揉み込んだりしてムラのない生地を作る。ひとかたまりにならなくても大丈夫。
平らな場所に置き麺棒で袋の端まで伸ばす。ここでしっかり伸ばして(押さえて?)一枚の板状にする。
トレイなど台に乗せて冷凍庫で数時間は冷やし固める。
焼く前にオーブンを375℉(190℃)に温める。余熱が終わったらオーブンペーパーを敷いた天板に乗せて袋の横をカットし、生地板を出す。
包丁で端から4cm幅にカット(縦横)、隙間を開けて並べる。
オーブンに入れて25分ぐらい焼く。焼き加減は好みで加減。私は固めが好きなのでしっかり焼いた後、消したオーブンに入れたまま扉を開けて冷ましています。
焼いている間にクリームを準備。生クリームに砂糖を入れて泡立て、ラップして冷蔵。量が少ないので大きめのマグカップで泡立てました。
ある程度冷めたら天板を取り出してカウンターで冷まし、チョコを入れた容器をオーブンに入れて余熱で溶かしました。
冷めたクッキーの片面にチョコを塗り冷凍庫で冷やし固める。冷蔵でも。
裏面に生クリームを塗り、冷凍庫で冷やし固める。冷蔵でも。
固まったら、ワックスペーパーを挟むと重ねられる。庫内の匂いが移りやすいのでタッパーなどに入れて保存。
炒り小麦胚芽。香ばしくてサクサクした食感。Ralph'sで購入。オーツブランは見た目が結構粗いので入れても大丈夫?とずっと敬遠していたけれどしっかり焼けばザクザク食感で食べ応えがあっていいです。食物繊維たっぷりでお腹の調子もスッキリ。Smart & Finalで購入。
写真の粗く刻んだようなザクザクタイプと薄片のようなフワフワタイプとがありました。
このレシピはネットで見たダイジェスティブクッキーのレシピ数種をアレンジしました。
アレンジのきっかけになったパイ生地(2年前と今年作ったもの)
左側2枚:ちゃんと作った生地 右:バターを半量ショートニングに替えたもの
レシピは小麦粉(薄力粉、強力粉半量づつ合わせて220g)、バター200g、冷水120gというものでした。前回は結構上手くできたのでちょっと気を抜いて、「バターが足りないから半分ショートニング、小麦粉も高い薄力粉の代わりに大袋で安く買っている強力粉」に置き換えました。洗い物を減らしたくて「混ぜるのはジプロックバッグに入れてモミモミ」に変更。
そうしたら、ショートニングは溶けやすいので粉全体に油が周りそぼろ状になりました。水は少し足しただけで生地がまとまったので、残りの水を足すのはやめて(これ以上足すと生地がベチャベチャになるのが明白だったので)袋から出して麺棒で伸ばしました。
折りたたみパイ生地は伸ばす回数を重ねるとだんだん生地が締まっていつもなら伸ばしづらくなるのですが、不思議なことに何度繰り返してもスイスイ伸びる。
うーん、失敗したなあと思いつつ7回ぐらい三つ折りをたたんで伸ばした後、仕上げました。
出来上がりはアメリカンパイになっていました。サクサクでパイというよりタルトでした。
小麦粉を油脂を混ぜた後で水分を足したのでグルテンができにくかったのかな。
強力粉を何度もたたんで伸ばしたのにこれだけサクサクなのはすごい。
タルト生地は以前、冷やして寝かせる時間が足りず?カチカチになった経験があり、こちらの方が簡単でいいんじゃないかな、と思いました。
パン作りで発酵時のボウルや食パン型、コロネ型などに塗るのに使っているショートニング。
パン用だけだと消費スピードが遅すぎるのでお菓子に使う事にしましたが、「サクサクで軽い食感になる」の意味がようやくわかった気がしました。
ダイソーで1つだけ買った樹脂粘土、ハーブの葉で使った残りから取り分けて薄茶3色を作り、小麦の穂を作ってみました。粒から出る毛先を作るのが難しい。一応小麦の穂の写真を見ながら作ったのですが「雰囲気が出ればいいや」のなんちゃって小麦です。