楽しい石けん作りラボ

ダイソーのタッパーで石けん作りをしています

石けん実験

エミュオイル100%で極小バッチ実験 2−9

// 2期目最後のサンプルはエミューオイルです。オーストラリア原産の飛べない大型鳥で体高は1.6〜2mだそうです。このオイルの成分組成が人間の皮脂に近いらしく、皮膚にいいと言われているようです。 いいオイルは直接肌に塗ったほうがいいと思うので、石け…

ラノリン100%で極小バッチ実験 2−8

// ラノリンは Susan Miller Cavitch の"The Soapmaker's Companion" にあったレシピで気になっていて、購入したものの、ウールアレルギーの人には使えない事を知り、なんとなく躊躇してお蔵入りになっていた物を初めて使いました。 期限は切れているけど匂…

パーム油100%で極小バッチ実験 2−7

// ラスト3種はハードオイル(常温で固形の油脂)。まずはパームオイルから。 自然素材メインで作るオレンジ色の石けん用に赤パーム油を、ラードなしの石けん用に白パーム油をストックしているのですが、白パームの方が使い道が多いため、先になくなってし…

マカデミアナッツオイル100%で極小バッチ実験 2−6

// ヘーゼルナッツオイルに続いてマカダミアナッツオイルも肌再生によいとされる、パルミトレイン酸を多く含むオイルです。 // uki ukiせっけんライフで紹介されているバランスソープを作るのには欠かせないオイル。ローズマリー粉末をタップリ入れて真っ黒…

ヘーゼルナッツオイル100%で極小バッチ実験 2−5

// 今回のシリーズも9種の予定で進めています。 前半3つはソフトオイルグループから植物油脂を。中盤の3つはナッツグループを選びました。 スイートアーモンドオイルに続いて2種目はヘーゼルナッツオイルです。 ヘーゼルナッツオイル 35g 水33% 12g (1…

スイートアーモンドオイル100%で極小バッチ実験 2−4

// スイートアーモンドオイルは今まで使ったことはないけれど、春の第一シリーズを行うきっかけになったBramble Berryの記事での、 「スイートアーモンドオイルはやっぱり泡立ちが素晴らしい〜」というような記述がずっと気になっていたので(泡立つようなモ…

紅花油100%で極小バッチ実験 2−3

// ソフトオイルシリーズ3つ目は紅花油。今回のオイルも安売りを買ったせいで消費期限が19年3月、グレープシードオイルは未開封でしたが、こちらは使いさし。そしてちょっと匂いも怪しいかなという、かなり微妙なサンプルではありますが、テストだし、石…

太白胡麻油100%で極小バッチ実験 2−2

// 夏の石けんシリーズで紹介したUjikintoki(宇治金時)でも使用した、太白胡麻油。オイルの性質としては前回のグレープシードオイルと同じグループに分類にされますが、同じような結果になるでしょうか? (湯煎時の水漏れ防止策としてグロッサリーバッグ…

グレープシードオイル100%で極小バッチ実験 2−1

// 今回から湯温のチェックはモニター温度計です 100%単一オイル実験の第2期です。前回、やり残していたいくつかのオイルと、新たに購入したオイルを順にテストしていきます。 この実験は、一種類のオイルだけで石けんを作り、作成時の諸条件(生地が透明化…

泡立ち&使い心地 Oats, Milk & Honey 〜 Charcoal Mint 5種

// 今までに紹介したレシピの石けんで成分比較と合わせて泡立ち、使い心地などを比べてみました。 *Texas Star は1月に作ったオリーブオイル+米ぬか油の少し違うレシピのものがあったので、加えてみました。 *おなじみ円グラフは石けんに使用したオイルの…

泡立ち比べ:オリーブオイルの配合量、同配合のリバッチ、ハチミツ入り、作成法(加熱vs室温)

// 同じ様に泡立てたつもり。 特に左端の75%サンプルにはひまし油が入っておらず、泡がすぐに消えてしまいます。 ちょっとわかりにくいタイトルでごめんなさい。 このページから読み始めた方には何が何だかサッパリ、、、だと思いますので、 これまでの実験…

手作り石けん レシピ別透明化データを探る その3 まとめ

// 前回のその2の最後に紹介した写真です。(改訂版) 見た目の比較 出来上がったサンプルを全て並べてみました。色がグラデーションになっていて結構キレイです。マイカはピグメント(顔料)よりも軽くて細かく、顔料よりも石けん生地に溶けこみやすいので…

手作り石けん 蒸して完成 レシピ別透明化データを探る その2

// 鹸化が遅いと言われるオリーブオイル。でも石けん作成では一番出番の多いオイルではないでしょうか?(私はそうです) 先の「100%単一オイルで極小バッチ実験」でも透明化するのに他のオイルに比べて時間がかかっていました。一度きりのテストなのでまだ…

手作り石けん 蒸してみよう レシピ別透明化データを探る その1

// ずっとやってみたかった、ホンモノとの記念撮影 この春に帰省した際、日本での石けん作りとお教室の初体験をしました。 人生3度目の泡立て器での石けん作り。作ったレシピはキャスターオイルが結構入っている生地なのでトレース、鹸化は早いはず、と思っ…

100%単一オイルで極小バッチ実験 まとめ できた50gの石けん比較

// それぞれの石けんにそのオイルの特徴が出ているでしょうか 見た目と感触(指で挟んで押した感触、撫でた感触)、匂いなど ラード 透明感のある白、ロウみたい 少し弾力がある感じ しっとり滑らか 表面全体に気泡なし*浸水したので表面はよく分からない 獣…

キャノーラオイル100%で極小バッチ実験 その9

// いよいよ最後のサンプル、キャノーラオイルです。材料紹介の時にあまり使っていないと書いた通り、普段はあまり使いません。今回テストしてみて使いやすそうであれば、このオイルを使ったレシピを考えてみようかな。 (品種改良された新種が出るまでは、…

ココアバター 100%で極小バッチ実験 その8

// 勢いで初めてしまった「100%で極小バッチ実験シリーズ」も、とりあえず後2つでひとまず終了します。 ソフトオイルとハードオイル(常温で固体の油脂)がそれぞれ一種づつ残っているのですが、今回はハードオイルのラスト、ココアバター です。 ↓ 10:49 …

パーム核オイル100%で極小バッチ実験 その7

// 前回のアボカドオイルはオリーブオイルと性質が似ていて、石けん作りではお互いを置き換えて作ったりします。(もちろん分量はちゃんと計算して) 今日のパーム核オイルも石けん作りでは性質が似ているココナツオイルの代わりとしてよく使っていますが、…

アボカドオイル100%で極小バッチ実験 その6

// 前回はデータ不足が迷走の原因かも?と反省したので、今回はガッチリ記録を取ってみる事にしました。今まで、なんとなく闇雲に行き当たりばったり的にノートに数字を書き連ねていたけれど、たくさん記録した割には肝心のデータが抜けていたりする事が何度…

シアバター100%で極小バッチ実験 その5

// 順調に進んでいた実験も、5回目にして ?というよくわからない状況になりました。 もともと白い塊であるシアバター。溶かしてソーダ水と合わせる時はもちろん液状。 型入れして湯煎すると、、 そう、いつ透明になったのか、今が透明なのか、全くわからな…

ひまし油100%で極小バッチ実験 その4

// ラード、ココナツオイル、オリーブオイルの次はひまし油。 (自分が一番使うオイルからテストを初めています) ひまし油は特殊だと言われているけれど、大丈夫かな?少し心配ですがまあ、やってみないとわからないですよね。(含まれる特殊成分によって他…

ミルクフォーマーとマグウォーマーで極小バッチ 50gのオリーブオイル100%石けんを作る

// この実験も3度目ともなると、だいぶ慣れてきました。 今回はオリーブオイル100%石けんに挑戦です。少し前に別実験でオリーブオイルメインのマルセイユ石けんレシピ50g生地を、50℃湯煎で行ってみて上手くいかなかった経験があるので緊張します。 オリー…

ミルクフォーマーとマグウォーマーで極小バッチ 50gのココナツオイル100%石けんを3時間で完成させる

// 今回はココナツオイル100%の石けん作成レポートです。 ココナツオイル 35g 水33% 12g (12.3g) 苛性ソーダ97% 6.2g 室温 20℃ 前回同様にオイル、苛性ソーダ水を調製し、温度を45℃に揃えます。 オイルにソーダ水を入れて攪拌開始。わずか6分でトレース…

オイルの特性を知るには? 実験 極小バッチでテストしてみた

// ブログを書き始めて、オイルの説明をまとめていると、それぞれのオイルの特性を自分でも確かめてみたくなりました。そこで、どうやったらできるのかとあれこれ考えて、手持ちのグッズで早速実験してみました。 既にBramble Berryのサイトでは1種類のオイ…